2013/01/05
新体制での再始動以降、大小ライブハウス・ツアーから野外フリーライブまで、精力的にライブ活動を行い自身の新たな可能性に挑み続けてきたフジファブリック。
背後のスクリーンに映し出された煌めきとともに、山内総一郎(Vo&G)の奏でるギターが高らかに鳴り響き、スケール感溢れるナンバー「STAR」でショーは始まりを告げる。そして、金澤ダイスケ(Key)のキラキラまばゆいシンセサイザーの音色と混ざり合い、フジファブリック独特の幻想的な世界観がみるみる会場を包み込んでいく。
“気合を入れてきた”という山内の言葉に続き新曲も初披露され、ファンにとっては嬉しい今年最後のプレゼントに。そして、CDJのステージに戻って来られたことへの喜びと感謝、そして来年に向けてのメッセージを告げたところで、疾走感溢れる「銀河」のイントロが鳴り響く…場内のボルテージは一気に頂点に達し、高まった温度と一体感をそのまま引き連れて「夜明けのBEAT」へとなだれ込む。さらに「Sugar!!」まで、オーディエンスとともに一気に駆け抜けていった。“全力で走れ全力で走れ”のシンガロングによって放たれたポジティブな空気の中、場内は見渡す限りの笑顔で埋め尽くされる。“これからもスゲー飛ばしていくんで”と語った彼らのその決意と未来への希望を存分に感じさせてくれる、最高に壮大なフィナーレとなった。
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