2020/10/05
笑って踊れるピアノトリオ“H ZETTRIO”が10月3日、かつしかシンフォニーヒルズのモーツァルトホールで【H ZETTRIOのモーツァルトに会いたくて2020!RE-SO-LAな夜】を開催した。当日の模様は生配信され、全国各地のファンが視聴した。
“RE-SO-LAな夜”というネーミングから、新型コロナウイルスの影響でほとんどの開催が中止となった【RE-SO-LAツアー】への想いがメンバーの中にあったことが見て取れる同公演。会場は入場制限を設け、混雑した状況を生まないよう工夫しながらの開催となった。
ステージにメンバーが登場すると拍手が湧きおこり、今年5月リリースの「負けるなチャンプ」でいきなり会場のボルーテージをあげる。さらに元旦リリースの「New Design」のイントロが流れ、デストーションがかかった独特のメロディが会場のワクワク感を誘う。続く「情動」はピアノとドラム、ベースが熱く絡み合う演奏で会場を神秘的な雰囲気で包み込んだ。
いつも通りの言葉少なめなMCを挟み、タイトル曲「レソラ」を披露。アイコンのテキスタイルのドロップがバックに降りてきた。「炎のコンテクスト」で繰り広げられたそれぞれのソロパートがこの夜をより深いものにしていく。
続いて8月リリースの「TOKYO」が会場に響くと、世界感が移り変わっていくトリッキーなメロディで違った雰囲気を作り上げ、「距離」では繊細なメロディで時の流れをゆっくりと感じさせた。代表的なナンバーになった「Neo Japanesque」と「Workout」の2曲はアップテンポで激しく会場をリードする。
ここで10月1日にリリースしたばかりの新曲「Never Ending」をライブ初披露。「Den-en」ではピアノの美しいメロディーとドラム、ベースで壮大な景色が表現され、往年の映画のワンシーンに紛れ込んでしまったかの感覚をおぼえた。その後「NIRE The Bassman」。ベースのH ZETT NIREが奏でる力強いプレーに圧倒させられ、「Z界のテーマ」、「祭りじゃ」、「Birds Fly」と畳み掛け、最後は「気分上々-Woo?he!!-」で会場が一体となり終了した。
アンコールでは「beautiful flight」を演奏。会場が大きな拍手に包まれている中、幕が閉じた。
ここからは、生配信になり来場者だけへのサービスとなる。3度ステージに3人が登場しダブルアンコールが始まる。メンバーによるトリオの掛け声とともに「TrioTrioTrio!!!」を披露。最後は代表曲の「Dancing in the mood」で幕を閉じた。
H ZETTRIOの今年のライブはこれで終わりではない。日本国内の「時代を超えた名曲」をスピード感溢れる独創性豊かなアレンジでカバーするテレビ番組『SPEED MUSIC ソクドノオンガク』より、番組発のライブ/イベントが11月6日にパシフィコ横浜にて開催される予定。さらに年末12月19日、20日には、東京建物 Brillia HALLにて【 H ZETTRIO 年末大演会2020 先駆け2021トリオピック前哨戦】と題した単独公演2Daysを行う。
◎公演情報
【Special Speed Music Night with H ZETTRIO】
日程:11月6日(金)
時間:OPEN18:00/START19:00
会場:パシフィコ横浜 国立大ホール
チケット:5000円 / 当日5500円
チケット発売:10月7日(水)10:00~
問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337
◎公演情報
【H ZETTRIO年末大演会2020 先駆け2021 トリオピック前哨戦】
日程:12月19日(金)・20日(日)
時間:OPEN16:00/START17:00 (両日)
会場:東京建物Brillia HALL
チケット:6000円 / 当日6500円
チケット発売:10月10日(土) 10:00~
問い合わせ:としま未来文化財団 事業企画グループ 03-3590-7118
Photos by Yuta Ito
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