2020/10/02
2020年9月14日、米ビルボードが新たなグローバル・チャート2種を発足させたが、10月3日付の最新チャートに、嵐の「Whenever You Call」が初登場した。
米ビルボードのグローバル・チャートは、世界200以上の地域の主要デジタル・プラットフォームにおける定額課金型(サブスクリプション)と広告支援型の公式オーディオ/ビデオ・ストリーミング、そしてダウンロードにそれぞれ比重をつけて算出し、ランク付けしたものだ。
米国のデータを含む“Global 200”に今週初登場した楽曲は22曲、除外した他地域のみで構成される“Global Excl. U.S.”(グローバル・エクスクルーディング・U.S.)では18曲となっており、共に最高位はジャスティン・ビーバーとチャンス・ザ・ラッパーのコラボ曲「HOLY」で、“Global 200”で3位、“Global Excl. U.S.”では5位で発進している。
ブルーノ・マーズが共作した嵐の「Whenever You Call」は、当週オーディオ/ビデオ・ストリーミングが680万回、48,000ダウンロードを記録し、“Global 200”で51位、“Global Excl. U.S.”では17位に初登場した。両チャートで現在J-POPアーティスト最高位だ。
米ビルボードによると、全編英語の「Whenever You Call」のストリーミングとセールスは、ほぼ全てが米国外のものだが、米国内のデータで構成されるワールド・デジタル・ソング・セールス・チャート“World Digital Song Sales”でも初登場10位を獲得しており(全米ダウンロードが約1,000)、こちらもTOP10圏内のJ-POPアーティストは嵐のみとなっている。
今週初登場したほかの米国外アーティストの楽曲の中には、K-POPグループStray Kidsの「Back Door」(“Global 200”169位、“World Digital Song Sales”は2週目で6位)やTREASUREの「I Love You」(“Global 200”170位/“Global Excl. U.S.”80位/“World Digital Song Sales”9位)が入っている。
また、ブラジルのスターであるアニータの「Me Gusta with Cardi B & Myke Towers」(“Global 200”37位/“Global Excl. U.S.”38位)は、ストリーミングの大半が米国外であるにもかかわらず、総合ソング・チャート“Hot 100”で91位に初登場し、米国内のデータに基づいているラテン・ソング・チャート“Hot Latin Songs”でも5位で発進している。
グローバル・チャート“Global Excl. U.S.”では、ドミニカ共和国(Damso「Deux Toiles de Mer」99位)、フランス(Naza & Nisko「Joli Bebe」156位)、ドイツ(Capital Bra「Einsam An Der Spitze」188位)などからも楽曲が初登場している。
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