2020/09/15 07:00
9月15日は1950~70年代にかけて活躍したジャズ・ピアニスト、ビル・エヴァンスの命日。
ビル・エヴァンスは1929年8月16日、アメリカ・ニュージャージー州プレインフィールド生まれ。幼い頃からクラシックなどの音楽に親しみ、学生時代にはすでにアマチュア・ミュージシャンとしてバンドでピアノを演奏するようになったエヴァンスは、兵役終了後の1954年にニューヨークへと渡り、本格的に音楽活動をスタートさせ、1956年に初のリーダー作『New Jazz Conceptions』を発表。その後はマイルス・デイヴィスのセッションへの参加を経て、ドラマーのポール・モチアン、ベーシストのスコット・ラファロとビル・エヴァンス・トリオを結成し、インタープレイ(三相交流型)によるドラマチックな演奏でモダン・ジャズの新たな可能性を追求し、ジャズ界の発展に多大な貢献を果たした。
一方で50年代から重度の薬物依存に悩まされ、ジャズ・ピアニストとして絶対的な地位と名声を獲得した後も抜け出すことができなかったエヴァンス。ジャズが新たな広がりをみせた70年代にもメンバー・チェンジを経てトリオでの演奏を続けたが、徐々に健康状態は悪化し、1980年9月15日に肝硬変、出血性潰瘍ならびに気管支肺炎によって51歳という若さでこの世を去った。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード】Travis Japan『's travelers』15万枚超でアルバム・セールス・チャート首位 岩田剛典/&TEAMが続く
2
BE:FIRST、ワンカットで幸福感あふれる「街灯」MV撮影
3
H ZETTRIOの音楽番組、大晦日5時間SPに続いて新春SPも決定&番組ショーケースライブ“千秋楽”レポート到着
4
Stray Kids、まるごとスキズ仕様の貸し切り新幹線「Stray Kids Special Express」が運行
5
<ライブレポート>Mrs. GREEN APPLE、夢に見てきた光景に感動 計10万人動員した10周年記念ライブに続く次なる舞台は5大ドームツアー
インタビュー・タイムマシン








注目の画像



カミラ・カベロから悩んでいる・辛い思いをしている人へ「あなたが乗り越えるのを助けてくれる人がいる」
マライア・キャリー、30周年記念アルバムに初デモテープ音源やYMOサンプリングなどが収録
ジミ・ヘンドリックス、1970年のマウイ公演にまつわる新作ドキュメンタリーがリリースへ
マシュメロ&デミ・ロヴァート、「大丈夫じゃなくても大丈夫」という想いを込めた新曲発表
ビリー・アイリッシュ&フィニアス、グラミー・ミュージアムによる新ストリーミング・サービスをキッフオフ









