2020/08/27 16:10
リアーナとエイサップ・ロッキーが、同じ質問を互いに出し合ったQ&A形式の対談動画が2本公開された。Vogue版とGQ版で対になっており、Vogue版はロッキーが進行役、GQ版はリアーナが進行役を務めている。リアーナの新スキンケア・ラインFenty Skinのキャンペーン動画にロッキーが出演していることもあり、質問内容は美容やファッションに関するものが多い。
Vogue版ではロッキーがリアーナに15の質問をぶつけている。“美容業界で変えたいと思うことは?”などの真面目な質問と並行して、“ハイトップかロートップ?”(リアーナはハイトップと即答)、“最近買った20ドル以下の物で気に入っているのは?”(アロマディフューザー)というような好みを引き出す内容も多く、二人の気の置けない間柄が伝わってくる。
中でも“ジャケットか傘?”と聞かれた彼女は、「これはトリッキーな質問だね……」と言いよどみ、「自分のファンに偽善者だって思われちゃうかも。私は“アンブレラ”(傘)という曲で一番稼いだからさ」とジョークを飛ばしつつも、あっさり“ジャケット”を選んだ。
ジェイ・Zをフィーチャーしたリアーナの「アンブレラ」は、2007年に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で1位を獲得し、アメリカレコード協会(RIAA)が6Xプラチナを達成したと認定している。
逆にGQ版では、“初めてレッド・カーペットを歩いた時のファッションは?”と聞かれたロッキーが記憶を辿りながら【2012 BETアワード】だったと思い出すが、やり取りの最中に実際の写真を手にしたリアーナに当時のスタイル・チョイスをからかわれている。
全身黒のコーディネートについて彼は、「ほら、それエルメスのベルトを付けてるだろ。ラフ・シモンズのシャツだよ」と説明し始めるが、リアーナに、「いや、エルメスとかラフとか説明しなくてもいいんだよ。これ本当に君?」と遮られている。笑いながら説明を続けようとする彼を再び遮り、「いや、ドープだって思わせようとするのやめなよ。これ本当に君?」と彼女は畳みかけている。
思い出の衣装で初めてレッド・カーペットを歩いた【2012 BETアワード】で、ロッキーは、ドレイク、2チェインズ、ケンドリック・ラマーをフィーチャーした「F--kin' Problems」で<最優秀コラボレーション賞>を受賞した。
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