2020/08/26
2001年に22歳で死去した故アリーヤの楽曲は、現在もその多くがデジタル解禁されていない。1994年にリリースされたデビュー・アルバム『Age Ain't Nothing But A Number』だけは大手ストリーミング・サービスで聴くことができるものの、その2年後にリリースされた『One in a Million』と、2001年のセルフタイトル・アルバムを含むほかの楽曲に関しては、彼女のエステート(遺産管理団体)がいまだにデジタル配信を始めていない。
こうした中、19年前にアリーヤが飛行機の墜落事故で死去した命日だった2020年8月25日に、解禁されていない彼女の楽曲の状況についてアリーヤ・エステートがさまざまなレコード・レーベルと情報交換を始めていると、彼女の公式アカウントがツイートした。アリーヤのカタログは、彼女のおじでBlackground Recordsの創立者であるバリー・ハンカーソン(Barry Hankerson)が管理しており、“近い将来のストリーミング・プラットフォームにおける公開の可能性”について検討されていると声明に記載されている。
今も根強いファンが多いアリーヤの楽曲だが、デジタル解禁に関しては過去に何回かフライングを繰り返してきた。2017年には『Ultimate Aaliyah』と題されたベスト・アルバムがiTunesとApple Musicで公開されたものの、数時間で削除されてしまった。昨年もハンカーソンのものと推測されるアカウントが、アリーヤの誕生日である2020年1月16日に過去曲全てがストリーミング解禁されると予告したが、結局何も起こらないまま情報も更新されていなかった。今回のツイートに関しても、現段階でこれ以上の詳細は明かされていない。
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