2012/12/21
12月19日に待望のニューアルバム『Sync』をリリースした木村カエラ。その前日と当日、恵比寿LIQUIDROOMにて【木村カエラ presents「オンナク祭オトコク祭2012」】を開催した。
<Chara、チャットモンチー、會田茂一等、豪華出演陣>
18日【オンナク祭】には、Chara、チャットモンチー。19日【オトコク祭】には、會田茂一、stim、toe、BRAZILIANSIZE、FRONTIER BACKYARDと、カエラのライブメンバーが属するバンドを招聘した同イベント。18日は「やっぱり女の子だけのパワーはすごいね! Charaさんもさ、チャットモンチーもさ、素敵だったね。(観ていて)幸せだなって思いました」と喜び、予定になかった「Circle」などもTシャツ姿で披露したカエラだが、19日は『Sync』のジャケット写真を彷彿させるカラフルなヘアメイク&衣装で登場。また一段とキレ味の増した、超人的な動きで「BEAT」「喜怒哀楽 plus 愛」等のキラーチューンを畳み掛けていく。
<みんなのとびっきりな笑顔を見せてください!>
「みんな、楽しく毎日過ごしてますか。心休めたい人はいない? ……うん、みんな大変だね」と笑いを誘えば、カエラ自身の葛藤も吹き飛ばしてくれた(http://bit.ly/TxLZG3)名曲「Sun shower」や、「私はみんなのヒーローになりたいよ。みんなのもとに飛んでいきたいんだ、いつだって!」と『Sync』収録の新曲「HERO」等、穏やかなナンバーも。しかし、続く「マミレル」より会場は再びお祭り状態となり、百戦錬磨の「TREE CLIMBERS」では誰もが歌い叫びながら暴れ回るという、凄まじい光景を生み出す。そして本編最後は「みんなのとびっきりな笑顔を見せてください!」と、最強ポジティブナンバー「Magic Music」でみんなとひたすらジャンプ。更なるスパークを起こしてみせた。
<カエラのヒット曲を多数生んだ盟友・渡邊忍も招聘>
なお、アンコールでは、まず「みんなはここに来たら、嫌なこととか不安なことには全部ケリをつけて追いてきな! っていう歌です」「暴れてほしいんで、暴れて下さい」と、新アルバム収録曲「Synchronicity」をライブ初披露。さらに、カエラのヒット曲を多数生んだ盟友“しのっぴ”こと渡邊忍(ASPARAGUS)を客席から呼び出し、マイクを渡してみる。いきなりの展開に「カエラちゃん、格好良い。本当ヤバイよ!」と笑っていた彼だが、カエラは「WONDER Volt」を強引に一緒に歌わせるSっぷりを発揮し、想定外のデュエットを実現した。
そして最後は「みんなの今年一年頑張ったご褒美でバンザイですね。そして、来年また素敵な1年になるように、私は想いを込めて歌います」と、2012年を締め括る「BANZAI」で大団円。みんなと何度もバンザイポーズを決め、笑顔でステージを後にした。なお、木村カエラは、年明け1月27日より全国ホールツアー【LIVE Synchronicity TOUR 2013】をスタートさせる。
取材&テキスト:平賀哲雄
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