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2020/08/21

クイーン+アダム・ランバート、初のライブ盤『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』を10/2にリリースへ

 クイーン+アダム・ランバートが、初のライブ・アルバム『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』(原題:Live Around The World)を2020年10月2日に全世界で発売することを発表した。

 今作は、彼らがこれまで世界中で行ってきた延べ200公演以上の中から、ロジャー、ブライアン、アダムの3人が自ら選りすぐったハイライト集となっている。具体的には、ブラジルとポルトガルの両国で開催されたフェスティバル【ロック・イン・リオ】をはじめ、イギリスの【ワイト島フェスティバル】、日本の【サマーソニック】、全英および北米ツアーから厳選した幾つかの公演の抜粋、そしてロックダウン(都市封鎖)前に行った最新ライヴのうちの一つであるオーストラリア・シドニーで開催された森林火災復興支援チャリティ・コンサート【ファイア・ファイト・オーストラリア】などの模様から選ばれている。

 なお、この【ファイア・ファイト・オーストラリア】でのパフォーマンスは、クイーン史に燦然と輝く1985年の【ライヴ・エイド】出演時と同じセットを再現したものになっており、22分間に及ぶステージ丸ごと全曲が全てのフォーマットに収録されている。

 収録トラック20曲に含まれているのは、「ドント・ストップ・ミー・ナウ」や「ブレイク・フリー(自由への旅立ち)」をはじめとするクイーン・ファンに長年愛されてきた曲に加え、フレディ・マーキュリーが作詞・作曲した 「ラヴ・キルズ」や「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」の"クイーン+アダム・ランバートver."などのレア音源も収録されている。

 本ライブ・アルバムは、CD、CD+DVD、CD+Blu-ray、そしてアナログ盤の各フォーマットでリリースされ、そのうちDVDとBlu-rayには、ロジャー・テイラーが同じくドラマーの息子ルーファス・テイラーと共演した「ドラム・バトル」や、ブライアン・メイによる10分間の「ザ・ギター・ソロ(地平線の彼方へ)」といったパフォーマンス映像が追加収録されている。

 この歴史的なライブ・アルバムについて、ブライアン・メイは次のように語っている。「恐るべきウイルスという敵に世界が支配されている状況下で、ライヴ・ショウを製作するという難題に取り組む中、過去7年間にわたり我らが兄弟アダム・ランバートと共に行ってきたクイーンのショウから厳選したライヴ・ハイライト集を制作するなら、今が完璧なタイミングだと思ったんだ」「今回が初めてなんだよ!ここに収録されている曲を観たり聴いたりした皆さんは、僕たちと一緒に世界中を旅して回り、完全なヴァーチャル・ライヴ・セットを体験することになる。 このライヴ・コレクションのクライマックスは、今年初めにシドニーで開催された森林火災復興支援チャリティ・コンサート【ファイア・ファイト・オーストラリア】で【ライヴ・エイド】時のクイーンのセットをフルで再現した時の模様だね。あれは大義のもとに行われた歴史的イベントで、1985年のオリジナルの【ライヴ・エイド】以来、恐らく最高レベルのアドレナリンが放出されたと思う。あの唯一無二の瞬間を、全世界の皆さんと共有できることを特に嬉しく思っているよ」

  アダム・ランバートは、こう語っている。「今年はツアー出来ないことになったから、その代わりになる何かをファンに届けたいと思ったんだ。そしてライヴ・アルバムは、正にうってつけだと感じた。クイーン+アダム・ランバートとして一緒にアルバムをリリースするのは初めてだし、過去7年間のパフォーマンスの中からお気に入りを選び出してまとめるのは、とても楽しかったよ」

 また、今作の発売決定を記念してクイーンの日本公式TwitterではTシャツが当たるプレゼントキャンペーンを開催する。

◎リリース情報
アルバム『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』
2020/10/2 RELEASE
CD: UICY-15939 / 2,500円(plus tax)
CD+DVD: UICY-15937 / 5,500円(plus tax)
CD+Blu-ray: UICY-15938 / 6,000円(plus tax)
※日本盤CDのみSHM-CD仕様
※アナログ盤(LP)は、日本では輸入盤のみの発売
https://lnk.to/live-around-the-worldPR

Photo Credit: Xavier Vila - Copyright Miracle Productions LLP

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