2012/12/20 16:51
HBOの番組『アントラージュ』の“現実版”として、MTV2はピッツバーグ出身の白人ラッパー、マック・ミラーを起用しリアリティ番組シリーズを開始する。“ザ・ハリウッド・リポーター”の独占情報によると、同シリーズでは新進気鋭のスーパースター、ミラーとその友人らが、ホームタウンであるペンシルバニア州ピッツバーグを出て初のロサンゼルスに乗り込む様子を追うという。全6話のシリーズでは、期待のニューアルバム『ウォッチング・ムーヴィーズ・ウィズ・ザ・サウンド・オフ』の制作過程も記録されるようだ。
「すごくクールだよ。自立したアーティストになるには、関心を持ってもらうために色んなやり方を模索するのが重要だと思う。“ウォッチング・ムーヴィーズ”がリリースされるにあたり、僕はただ、みんなが聴いてくれるように出来ることをやりたいだけさ」と話しているミラー。20歳の彼は、「アルバム制作のためにもう何か月もスタジオで生活していたんだ。だから番組が僕を無理やり連れ出して、何か面白いことをやらせたって感じだったよ」と、番組収録が過酷なレコーディングの息抜きになったとも打ち明けている。
様々なミックステープをリリースしたり、ソーシャル・メディアを通じて着実にファン層を築きあげてきたミラーは、2011年のアルバム『ブルー・スライド・パーク』で一気に業界を注目させた。初週14万5000枚を売上げた同アルバムは、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”において90年代以来、初めて1位をとったインディーズ作品となった。同年のはじめ、MTVは“注目すべきアーティスト”のうちの一人にミラーを挙げていた。
タイトル未定のこの“マック・ミラー”番組シリーズは、来年2月下旬から3月初旬の公開が期待されている。
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