2020/08/14
リンキン・パークが、『ハイブリッド・セオリー:20周年記念盤』を10月9日にリリースすることを決定した。
2000年10月にリリースされた『ハイブリッド・セオリー』はリンキン・パークのデビューアルバムだ。ヘビー・ロック、オルタナティブ・ロック、ヒップ・ホップ、エレクトロニックといった様々なジャンルの要素が混在し、音楽の新しいジャンルを世に送り出した革新的な作品となった。また、2001年に米国で最も売れたアルバムであり、そのセールスは全世界2500万枚を超えている。
『ハイブリッド・セオリー』のヒットの要因には、当時かなり集中的にツアーを行っていたこと、また収録曲から「ワン・ステップ・クローサー」、「クローリング」、「イン・ジ・エンド」の3曲のヒット・シングルが生まれたことが挙げられている。また「クローリング」はグラミー賞最優秀ロック・パフォーマンス賞を受賞した。
『ハイブリッド・セオリー:20周年記念盤』では未発表楽曲が新たに収録される。通常盤はオリジナル・アルバムの他にもレア音源を収録したBサイドCDが付属するCD2枚組。スーパー・デラックス版となるボックス・セットは未発表のレア音源を収録したCD5枚、レコード3枚、当時のライブ映像を余すことなく詰め込んだDVD3枚、当時のストリート・チーム・サンプラー用の再現カセットテープ他、未公開の写真など貴重な資料を集めた豪華なイラスト付きブック(80ページ)、ツアーパスのレプリカ、チェスター・ベニントンの大判ポスターに加え、アルバム・ジャケットを新たにマイク・シノダ、ジョー・ハーンとフランク・マドックス(オリジナル・アルバム・ジャケット、今回の20周年記念盤ジャケットのデザインを手掛けたアート・ディレクター)の3人が書き下ろしたリトグラフが封入される予定だ。スーパー・デラックス版は日本国内ではワーナーミュージックダイレクトで予約販売される。
そして今回、未発表楽曲の中から1999年に制作された「シー・クドゥント」が公開された。
◎リリース情報
アルバム『ハイブリッド・セオリー:20周年記念盤』
<国内通常盤>
WPCR-18363/64/2,980円(tax out)
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