2011/08/05
JR渋谷駅山手線外回りに設置されている、喜怒哀楽の表情をしたポスターも話題の木村カエラ。8月3日 待望のニューシングル『喜怒哀楽 plus 愛』をリリースし、横浜BLITZにてワンマンライブを開催しました。
1日だけの公演に関わらず【XYLISH presents Welcome Home Tour 2011】と題したこの公演は、昨年3月の武道館2DAYS公演以来となるワンマンライブ。ASPARAGUSの渡邊忍(g)らお馴染みのバンドメンバーが『喜怒哀楽 plus 愛』を爆音で奏でると、カエラはまるでティンカーベルの如く軽やかにセンターへ駆け寄り、くるりとスカートをなびかせながら回転し、ガンガン拳を振り上げていきます。更に「get ready!」とシャウトすれば、この瞬間を待ち侘びていたオーディエンスが大歓声を上げ、続く『TREE CLIMBERS』では「day away!」の大合唱。1年以上のブランクを一切感じさせない、それどころか強烈にパワーアップしているステージングに誰もが驚きを隠せず、興奮している様子でした。
その後のMCで「皆さん【Welcome Home Tour 2011】へようこそぉー! そして、そして、ただいま。……ヤバイね。興奮するね。この日を本当に待っておりました。ライブハウスでライブできて、嬉しいな!(中略)本当に今日は来てくれてありがとうございます」と挨拶する彼女に観客は「おかえり!」「俺も!」と大喜び。また、みんなからの熱心なリクエストに「本当にしつこいね!」と言いつつも『ホットペッパーの唄』を踊りながら歌ったり、唐突に『Phone』でキーボードを連弾したり、大ヒット曲『Butterfly』をアコースティックバージョンで披露したり、久しぶりに『Circle』でみんなとタオルをぶんぶん振り回したりと、復帰一発目のライブはスペシャル感満載で進んでいきます。
「じゃあ、暴れよ。」と本編のクライマックスには『Yellow』『BEAT』等のキラーチューンを連発。ラストの『Magic Music』は「みんなの笑顔が見たい!」と叫ぶカエラに対し、誰もが満面の笑みを浮かべながら飛び跳ねていました。そしてアンコールでは『Ring a Ding Dong』がベリーキュートなダンスと共に披露され、更に『You know you love me?』が畳み掛けられると、我慢しきれなくなったファンはモッシュやクラウドサーフを展開。ペットボトルの水があちらこちらで飛沫を上げ、会場はこの日最大のスパークを見せます。
そんな全開モードでライブを楽しんでくれたみんなに向け「最高の復帰ライブです。またみんなに会えるように頑張るので、みんなも頑張ろうね。……泣いちゃいそうだ、なんか。頑張ろうね。いろいろ大変だけど、頑張ろうね。」と優しい声で語った彼女は、涙を拭いながら『happiness!!!』を熱唱。最後は客席に何度も投げキッスをして、笑顔でステージを後にしました。なお、終演後、会場出口では「みんなが幸せになれますように」という想いを込めた“カエラ特製ミサンガ”が、すべての観客にプレゼントされています。
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