2020/08/03
2020年7月30日に行われたNASAの火星探査機「パーセヴェランス」の打ち上げ前のセレモニーとして、史上初めて行われた歌唱パフォーマンスが大反響を呼んだグレゴリー・ポーター。打ち上げ放送のキャスターからも「美しいバリトンボイス」、「素晴らしい歌声」と大絶賛されたポーターだが、当日彼が歌唱した愛国歌「アメリカ・ザ・ビューティフル」が、急遽配信リリースされた。
8月28日にリリースされるニュー・アルバム『オール・ライズ』に収録されている宇宙旅行をテーマとした1曲「コンコード」を聴いたNASAのスタッフから今回の歌唱を打診されたというポーター。今回の歌唱について、「NASAの探査機打ち上げ前の歌唱に招いてもらったことはとても光栄です。子どもの頃から今に至るまで夜空を見上げては宇宙旅行に想いをはせ、それは私のインスピレーションにもなってきました。今回の素晴らしいイベントに参加し、歴史的な瞬間を世界中の人々と共有できたことを嬉しく思います」とコメントしている。
また、探査機打ち上げ放送のエグゼクティヴ・プロデューサーを務めるNASAのポール・ウィジコウスキーは、「今回の火星探査機パーセヴェランスの打ち上げは、人類の歴史にとって重要なマイルストーンです。アメリカで起きている様々な苦難に人々が耐えているこのタイミングの打ち上げに、我々は何かしらのサインを感じました。何がアメリカを美しい国たらしめているかということにフォーカスしたいと思い、今回グレゴリー・ポーターに“アメリカ・ザ・ビューティフル”を歌ってほしいとリクエストしたのです」と述べている。
今回の打ち上げはNASA TVなどで中継され、数百万人が視聴した大イベントとなった。全世界で今回の歌唱が大きな話題となっているポーターが満を持してリリースするニュー・アルバムに大きな期待がかかる。
Photo: NASAパーセヴェランス写真:© NASA/JPL-Caltech
◎リリース情報
配信シングル「アメリカ・ザ・ビューティフル」
2020/7/31 RELEASE
https://jazz.lnk.to/GregoryPorter_ATBPR
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