2020/07/23
7月23日はイギリスのソウル・シンガー、エイミー・ワインハウスの命日。
2011年7月23日、27歳の若さで衝撃的な死を遂げたエイミー・ワインハウスは、2003年のデビュー以降、「21世紀最高の歌姫」として音楽シーンで絶対的な存在感を示した。その一方で、破天荒な私生活によって“スキャンダルの女王”と揶揄され、ゴシップ紙を賑わせたことは、多くの音楽ファンにとって今も決して忘れることはないだろう。
生前残したオリジナル・アルバムはわずか2枚ながら、セカンド・アルバム『バック・トゥ・ブラック』(2006年)は全英1位、米ビルボード・チャートでも当時7位の大ヒットを記録。また、エイミーの実体験をもとにしたヒット・シングル「リハブ」は世界中に強烈なインパクトを与えた。『バック・トゥ・ブラック』の世界的大ヒットを受け、2008年に行われた【第50回グラミー賞】では<最優秀楽曲賞>など5部門を受賞したエイミーは、ビザの関係で英国内から中継参加となったが、授賞式翌週の米ビルボード・チャートで同アルバムが2位まで再浮上を果たしたことも大きな話題となった。
プロとしてのキャリアは決して長くないエイミーだが、以後のシーンに与えた影響は絶大で、レディー・ガガ、ブルーノ・マーズ、アデル、サム・スミスなど現在の音楽シーンをリードする多くのトップ・アーティストが彼女のファンであることを公言。エイミーの波乱に満ちた生涯は【第88回アカデミー賞】で<長編ドキュメンタリー賞>を受賞した映画『AMY』やドキュメンタリー作品『Amy Winehouse - Back to Black』などにも記録されている。
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