2020/07/22
もうすぐ第一子が生まれるケイティ・ペリーは、母親としての生活に向けて着々と計画を立てているようだ。しかし、今年に入ってからの状況を考えると、ケイティは「計画がある時には神様は笑う」ということをよく心得ていると、現地時間2020年7月21日に衛生ラジオ番組に電話出演して語った。 ラジオDJのハワード・スターンの番組への12年ぶりに出演したケイティは、8月14日発売の最新アルバム『スマイル』、もうすぐ生まれる女の子、なぜマスクを着用することが正しいのかといった様々なことについて話した。
ケイティは出産予定日は明かさなかったが、出産は「もうすぐ」で、ありがたいことに「出産については全く心配していなくて、超恵まれていると感じる」と述べた。肉体的にはとても容易な妊娠と認めるものの、もし赤ちゃんが自身に似ているのであれば、出産が予定日を過ぎてしまうかもとも説明した。というのも、ケイティは“骨太”で、とてもアクティブなのが原因と考えているようだ。フィアンセのオーランド・ブルームも、ケイティの後ろ姿だけでは妊娠しているとは気づかないぐらい、活動的であると指摘した。
スターンは、ケイティと最後にインタビューを行ってからの数年を振り返りる中で、9歳から作曲を始め人生のほとんどを音楽ビジネスで過ごしたケイティが大学に行く経験を逃したように思うか聞いた。「私の人生の目標の一つは、オックスフォード大学に行き、学業を続けることです」とケイティは回答。音楽のために学業を途中で辞めたことで、失ったものはないと感じてはいるものの、彼女は「とにかくすごく」心理学と哲学をいつか学びたいと説明した。
二人の会話の大部分はメンタル・ヘルスが焦点となり、数年前にケイティが経験したひどいうつ病、薬物療法、瞑想や改善と治癒のためにオーランドと訪れたホフマン研究所での1週間に及ぶ集中的なリトリートの話にもおよんだ。「パンデミックや人種革命が起こり、それに大統領選の年でもあるし、同時に出産もするタイミングで、そんなクレイジーな時にこのアルバムをリリースするのは興味深い」と、もともとアルバムは初夏のリリースということ以外、その他の出来事は予定になかったと述べた。
『ウィットネス』(2017年)の失敗の感情がもたらしたうつ病の期間に続いて、復活と希望に満ちたアルバムを制作するために、ケイティは常に1位を獲得する必要のある「絶望的で、切望する」ポップスターの悪循環から抜け出したと述べた。アルバム・アートワークのピエロのイメージを思いついたのは、彼女の音楽はいつも遊び心がある側面を持っていたことを思い出したからだ。「笑顔は精神的な健康状態の現れであり、肉体的な警告です」と言い、何週間もベッドから出ることができず、うつ病を治療するための薬を飲むことが恥ずかしいと思った時を回想した。
「"ファイアーワーク"を書いたのは私なんだから!」と、ケイティは長時間働いても期待通りにならず、しばらくの間オーランドとも関係が途絶え、いかに「挫折」を味わったか冗談交じりで表現した。実際、オーランドは彼女の暗い気分に対処できる「唯一の人」であるとケイティは指摘した。「私は彼に自分のすべてを見せましたが、彼はまた現れ、消えて行ったりしませんでした」と述べ、「だから、彼は完璧なのです。なぜなら私は世話が焼けるので」と説明した。
ケイティがうつ病の期間中に向き合ったもう一つの問題は、テイラー・スウィフトとの確執だ。二人の成功した自信に満ちた女性が、若い女の子のために贖いの例を示すことができるように、公の場で鎮めることができてうれしいと話した。「若い女の子が成長する中で、派閥や高校、くだらないことなど、難しいことがたくさんあります。私たちは今は超フレンドリーです。いつも彼女にとって最善を望んでいましたし、お互いにとってベストでありたいと話すことができます」と説明した。
ロックダウンの期間は両親、姉と弟、彼らの子供達と隔離生活を送っており、家族全員が米疾病予防管理センター(CDC)の推奨通り「マスクの必要性を信じて止まず」、「マスクをすることは、私たちができる親切の基本の一つ」と述べた。ケイティ一家は、社会距離を保ちながら屋外で夕食を食べ、スーパーへはマスクをして買い物に行くそうだ。
また、ケイティは同じく妊娠を発表したニッキー・ミナージュにも触れた。彼女がソーシャル・メディア上での友達であると指摘し、即興でニッキーとの「Swish, Swish」のリミックスのコラボのアイデアとして、「この曲のもっといいヴァージョンは今なら“Push, Push, Bish”ね」と出産時の掛け声にぴったりなリリックを明かした。
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