2010/05/19
AXL ROSEによると、以前のマネージャーが無理やり彼にオリジナルのGUNS N’ROSESを再結成させる計画を進めようとして、その計画の一環としてアルバム『CHINESE DEMOCRACY』をきちんとプロモートせず、VAN HALENのスーパー・ツアーについて嘘を言ってGUNSのツアー日程をいじくった、とのことだ。
この主張は、昨日IRVING AZOFFのフロント・ライン・マネージメントに対して起こされたセンセーショナルな訴訟の一部である。3月にAZOFFはコンサート・ツアーからの15%の収益、あるいは200万ドルを払うという口頭での合意をAXLが破ったとして訴訟を起こしていた。
これに対してAXLがAZOFFに反撃したのである。AZOFFはTHE EAGLES ,NEIL DIAMOND、JIMMY BUFFETT、CHRISTINA AGUILERA、JOHN MAYERらを抱えるフロント・ラインのCEOで、ディレクターであり筆頭株主だ。2008年にフロント・ラインはチケットマスターに買い取られてい
る。
ROSEによると、AZOFFはアーティストのマネージメント、コンサートおよびツアー・プロモーション、チケット・セールスの3本立てで音楽業界に広い影響力を持っていて、どのアーティストがいつツアーをするか決めており、そのパワーを使ってアーティストを懲らしめたり、命令に従わない場合はキャリアに傷を付けたりするという。
訴訟は米国司法省の最近のチケットマスターとライブ・ネイションの間の反トラスト裁判をも引き合いに出している。
AZOFFはアーティストに自分が望むことを無理やりやらせることによって同意判決に違反している、とAXLは訴えている。
AZOFFの臨むこととは、GUNS N’ROSESの再結成だという。これを達成するために、彼はROSEと彼の新しいバンドに妨害工作をし、ROSEに圧力をかけていたのだ。
これを成し遂げられないと気づいたAZOFFはツアーの前夜にバンドを放り出し、受け取る権利のないコミッションを求めて訴訟を起こしたのだ。
AXLは契約の解消や損害賠償で、少なくとも500万ドルを要求していると見られる。
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