2020/07/10
カンヌ国際映画祭公式作品「CANNES 2020」に選出され話題を呼んでいる河瀨直美監督最新作、映画『朝が来る』と、その主題歌であるC&K「アサトヒカリ」のコラボレーションによるミュージックトレーラーが公開された。
https://youtu.be/VcseJacw9G8
エンディングを締めくくる役割のみならず、主人公達を繋ぐヒットナンバーという設定で、映画と一体化した主題歌を超えた役割を果たしている「アサトヒカリ」。年齢も境遇も異なり、この先、人生が交わると想像もしていない二人の女性、佐都子(永作博美)と、ひかり(蒔田彩珠)が、同じ頃に聴いている、好きな曲、思い出の曲としても「アサトヒカリ」が用いられ、そして、この楽曲タイトルには、「あさと」「さと(こ)」「ひかり」と3人の名前が入っている。
こうして、これまでにないチャレンジで制作された楽曲である事から、あえて、別のクリエイティブでのミュージックビデオの制作は行わず、タイトルにいる3人の主人公をフィーチャーした、映画とのコラボレーションによるミュージックトレーラーを制作。楽曲の歌詞に寄り添い、映画をもうひとつ別の視点から見たような、主人公達の幸せを照らす感動作に仕上がっている。
◎河瀨直美監督 コメント
C&Kふたりの想いが詰まった歌詞とメロディが、とてもシンプルに作品世界を表現していて、その“わかりやすさ”が主人公達の想いを明確にします。映画の主題歌というよりは、ひとり歩きしはじめたヒットナンバーに現場中のスタッフはじめ誰もが心を奪われていました。さとことひかり、そしてあさとの存在がこの曲には永遠に存在しています。誰かを想うせつない気持ちに国境はなく、世界中でこの映画と共に歌がそれを伝えてくれるのでしょう。
◎永作博美 コメント
ふと口ずさんだら、あの時と同じように泣けてきた。どんなに変化しても変わらないものがある。この不変の言葉等はやはり最強です。
◎蒔田彩珠 コメント
初めて「アサトヒカリ」を聴いたのは、ひかりの恋人の巧と二人でいる時で、「二人にぴったりな曲だな」と思いました。そのあと、お腹の中に自分より大切な存在ができて、毎日ずっと一緒にいるのに、産まれてきたら手放さなくちゃいけなくて。そんな時に、お腹の子に届くように歌ったら、涙が溢れて止まりませんでした。誰かのことを想って聞いたり、口ずさむ時に「この人をもっと大切にしたいな」と思う曲です。
◎リリース情報
シングル「アサトヒカリ」
2020/08/05 RELEASE
主要配信サイトにて先行配信中
◎公開情報
映画『朝が来る』
10月23日(金)公開
[監督]河瀨直美×[原作]辻村深月 感動ミステリー映画化。
監督・脚本・撮影:河瀨直美
出演:永作博美 井浦新 蒔田彩珠 浅田美代子
原作:辻村深月『朝が来る』(文春文庫)
配給:キノフィルムズ
http://asagakuru-movie.jp/
(C)2020年「朝が来る」Film Partners
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