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2020/07/07

ロン・ハワード監督率いる制作会社イマジン・エンタテイメント、ワーナー・ミュージック・グループと提携

 映画プロデューサーのブライアン・グレイザーと監督ロン・ハワードが共同設立した米ハリウッドの制作会社イマジン・エンタテイメントが、ワーナー・ミュージック・グループと複数年にわたる戦略的なパートナーシップを発表し、2つの業界のリーダーが映画、テレビ、ドキュメンタリーなど、音楽に焦点をあてたプロジェクトで緊密に協力することになった。

 このパートナーシップでイマジン・エインタテイメントはワーナー・ミュージック・グループ関連のレーベルと出版社ワーナー・チャペルの音楽ライブラリーにアクセス可能となる。2社による最初の共同作はアレサ・フランクリンの伝記映画シリーズ『Genius: Aretha』で、ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルにてこの秋に放送される。

 「私は常に物語に命を吹き込む新しい方法を探していきました。これが私の情熱です。ワーナー・ミュージック・グループとの新たなパートナーシップは、物語の中の感情を燃え立たせることで、これに新たな側面を与えてくれます」とブライアン・グレイザーは述べた。「曲の中に生きるコンテンツは、新鮮な音と映画の力に命を与えます。レン・ブラヴァトニックはこの分野において明確なビジョンがあり、イマジン・エンタテイメントの誰もが彼と彼のチームと提携することに興奮しています」と続けた。

 パートナーシップを通じて、イマジン・エンタテイメントは元MGMエグゼクティブのチャーリー・コーエンにより2017年に立ち上げられたワーナー・ミュージック・グループの映画とテレビ部門のワーナー・ミュージック・エンタテイメントと密接に連動する。

 「ロン・ハワードとブライアン・グレイザー、そして非常に素晴らしいイマジン・エンターテイメントのチームと提携して、私たちのアーティスト、ソングライター、レーベルの魅力的な物語を上映することに興奮しています」とワーナー・ミュージック・グループCEOスティーブ・クーパーは述べ、「世界中のスーパースターの才能に加え、豊富な音楽史をアーカイブに収めているので、伝記映画、ドキュメンタリー、その他のビジュアル・プラットフォームを通じて音楽、物語、映像が結びつく絶好の機会となります。チャーリー・コーエン率いるワーナー・ミュージック・エンタテイメントのチームとイマジン・エンタテイメントの刺激的な創造性とのコラボレーションから何が生まれるのか見るのが待ちきれません」と続けた。

 1986年に設立以来、イマジン・エンタテイメントは長年にわたり音楽関連作品を発表してきた。これまでに手がけた作品には、<アカデミー賞>を受賞した『8 Mile』、FOXテレビで長く放映されたテレビ・ドラマ『エンパイア』、ジェイ・Zのドキュメンタリー『メイド・イン・アメリカ』、ケイティ・ペリーのドキュメンタリー『パート・オブ・ミー』や最近リリースされた『ワンス・ワー・ブラザーズ:ロビー・ロバートソン・アンド・ザ・バンド』がある。同社は現在、グッチ・メインの伝記映画とルイ・アームストロング、カルロス・サンタナ、テカシ・シックスナインのドキュメンタリーに取り組んでいる。

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