2020/07/06
音楽情報サイト MUSIC LIFE CLUBにて、『志村けんが愛したブラック・ミュージック』追悼特別企画として、志村さんの過去インタヴュー記事が7月10日正午に再度公開される。
現在同サイトでは、かつて刊行していた音楽&カルチャー雑誌『jam』の志村さん執筆による、主にブラック・ミュージックのレコード評を隔週金曜公開の連載で再掲載中。プリンス『愛のペガサス』、マイケル・ジャクソン&ジャクソンズ『トライアンフ』から直近のチャカ・カーン『ノーティ(じゃじゃ馬馴らし)』まで好評を得る中、志村さんが所属したイザワオフィス了解のもと、同誌の1980年9月号に掲載されたインタヴューを再び公開する。
<以下掲載記事より抜粋>
僕たちの仕事にはテンポっていうものが大切なんだけど、それは音楽から得るところが多いよ。
・現在の仕事と音楽が趣味であることの結びつきには?
直接には結びついてないかもしれないけど、自然と舞台の上の会話とかテンポなどにでてきますね。ドリフのメンバーも元バンド・マンだったから、そういう面では、テンポとかリズム感が合いますよ
・思い出深い楽曲は?
オーティス・レディングの「セキュリティ」は妙に思い出に残ってる曲ですね。特にソウルに凝り始めたキッカケはオーティス・レディングが最初ですね。まぁ、一時、付き人辞めてスナックをやってたことがあるんですけど、そこのジューク・ボックスの中にその曲が入っていてね。朝、掃除する時から、その曲ばっかり聴いていましたヨ。
・ソウルに魅かれるのはどんなところですか?
今もそうですけど、最初はスローな曲が好きだったんですヨ。黒人の、あの叫ぶ声が良くてね。でも一日の雰囲気によって聴き分けています。朝なんてファンキーなのを聴いたり、酒飲む時はスローなのを聴いたりね。
◎フォトクレジット
photo by Masashi Kuwamoto
https://www.musiclifeclub.com/
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