2020/06/25
今月上旬、イギリスに暮らす10歳の少女Nandi Bushell(ナンディ・ブシェル)が、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(RATM)の「Guerrilla Radio」のカヴァーを披露して話題となったが、RATMのギタリストであるトム・モレロが彼女にギターをプレゼントしたことがわかった。
1999年にリリースされた『バトル・オブ・ロサンゼルス』のリード・トラックの約1分間のカヴァーで、ナンディはドラム、エレキ・ギター、ベースを見事に操り、Black Lives Matter(BLM/黒人の命は大切)運動へ連携を示していた。これを見たモレロは、動画を引用し「さて、我々はやっと正しい道を進み始めたようだ」とコメントしていた。
そして今週、モレロは「俺からの君へのプレゼントとしてこのギターを受け取ってほしい。君がロックする姿は素晴らしいからね。そして君のような若者が最高にロックしている姿は、俺に未来への希望を与えてくれる」というビデオ・メッセージとともに、自身のシグネイチャー・モデルであるフェンダーの黒い“ソウル・パワー”ストラトキャスターをナンディへ贈った。メッセージの中で、自分がギターを弾き始めたのが17歳だったことを明かしたモレロは、ナンディが「ものすごく抜きん出ている」とも話している。
ナンディのSNSに投稿された動画には、両親にリビングに呼ばれて、モレロからのビデオ・メッセージを驚いた様子で見る姿やプレゼントされたギターが入ったケースを嬉しそうに開ける瞬間などが捉えられている。BLM運動の抗議活動への参加やカヴァー動画を通じて、人種差別と闘い続けている彼女には、フェンダー社から紫のカスタム・ミニ・ストラトキャスターも贈られた。彼女はこのギターを使って、ジミ・ヘンドリックスの「Voodoo Child」のカヴァー動画を公開している。
Dear @tmorello , thank you so so so much! I can’t believe this is real and you actually sent me a message and your signature guitar, it is so beautiful! I hope we get to jam one day! Wow!With love and respect Nandi. Soul Power - #soulpower #fightracism #fender @fender #ratm pic.twitter.com/U2krvv4if3
— Nandi Bushell (@Nandi_Bushell) June 22, 2020
I went to my first protest today. #blacklivesmatter #solidarity #unity #love #respect #enoughisenough #england #ipswich pic.twitter.com/MY8YxgRDXS
— Nandi Bushell (@Nandi_Bushell) June 6, 2020
My protest to raise awareness for #BlackLivesMatter continues. @JimiHendrix, Voodoo Child. @Fender Thank you so much for my INCREDIBLE custom made Mini Stratocaster. I love it! #FightRacism #JimiHendrix #VoodooChild #love #peace #unity #diversity #equality #blackgirlmagic pic.twitter.com/nfe9z9Yq9z
— Nandi Bushell (@Nandi_Bushell) June 21, 2020
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