2012/12/11
ギャングから殺しの脅迫を受けたリック・ロス側の代表者は米ビルボードに対し、メイバック・ミュージック・グループとのツアーの残りの日程をキャンセルしたことを認めた。キャンセルされた日程は9日のナッシュビルをはじめ、12日のメンフィス、13日のヒューストン、15日のデトロイト、そして16日のニューヨーク公演だという。
リック・ロスの代表が“AllHipHop.com”に伝えたことによると、計23日に渡ったUSツアーは“体制とツアープロモーターのコミュニケーションの不足”のためキャンセルしたという。
リック・ロスはツアーのキャンセルについてサイト上でファンに謝罪しており、「パフォーマンスを楽しみにしてくれていた全てのファンのみんな、申し訳ない。キャンセルした都市にはいずれ行くよ」とし、「オレは弟分であるワーレイやミーク・ミルとのツアーを楽しんだ。今は良い音楽を作るためにスタジオに戻る準備ができているんだ」とも話している。
MMGツアーのキャンセルは、ロスがノースカロライナでの2公演をキャンセルした翌日に報告されており、ストリート・ギャング“ギャングスター・ディサイプルズ”からの脅しによりショーをキャンセルしたと伝えられた直後の木曜日に発表された。地元ニュース“WCNC“や他のメディアが伝えるところによると、ロスとギャングスター・ディサイプルズとの抗争はロスが「B.M.F.(ブローイン・マネー・ファスト)」にて、同ギャングのリーダーで投獄されているラリー・フーヴァーのことに触れたことが引き金とされている。
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