2020/06/08
長渕剛とAIが、新曲「しゃくなげ色の空」を6月9日に配信することを決定した。
コロナウイルスの影響で、恐怖と孤立感を感じていたという長渕剛。本作は、そんな「会いたい」と思っても、会えないもどかしさや、言葉にはならない複雑な思いが詩に紡がれている。
歌詞では、「君がいない。僕がいるのに。」と、楽曲の前半で現実を突きつけられる。声や映像でつながっていてもそこにはリアルな人はいなく、温もりを感じることのできない人だけ。それでも「勝つために君をおきざりにしない~手を伸ばすから掴んでほしい、触ってほしい、抱きしめてほしい。君と生きて、君と死んで、君と生まれて、そして僕はここにいるから。」と、絶望の中でも誰かを思い、大切な人のために自分ができることはとてもシンプルなことだという小さな希望に満ちた詩が書かれている。
そして、本楽曲のタイトルに使われてる「しゃくなげ(石楠花)」という花は、日本中が自粛モードになってから過ごしていた家の庭に咲いていた真っ赤な鮮やかな色の花。花言葉は「尊厳」そして「威厳」だ。
更に、今回の楽曲をソロではなく、AIと共に歌う。同じ出身地である、鹿児島県で育ったAIとは、以前から親交があった。女性とのコラボによって楽曲を発表するのは初だ。
◎長渕剛 コメント
俺たちは、とんでもない不安と恐怖をはっきりと感じた。
世界の全ての人々もみな平等の恐怖を。
やすやすと希望や優しさを打ち立てられない現実に直面している。
全てが止まった時に、俺は空を見た。
皮肉にも、今まで生きてきて見たことも無いほどに空がキラキラ輝いていた。
鳥たちも帰ってきた。
そして、歌を書いた。
日本の宝ともいうべき 歌姫AIに電話した。
いっしょに「今」を歌おう!!って。
そして、歌った。
二人で歌った。
俺もAIも生きている喜びをしっかり感じた。
だから、みんなにもすぐ聴いてもらいたいと思った。
◎AI コメント
「日本に希望を撃ち込みたい。“AIちゃん力を貸してくれ”」と長渕さんから連絡がありまして、最初は私がまさか一緒に歌うなんてめっそうもございやせん!!!って感じでしたが、、
歌を聴けば聞くほどその歌詞の意味がどんどん伝わってきて本当に素晴らしい歌だなと、、ただ歌ってみたらやっぱり長渕さん節が私にはなかなか難しく感じを掴むまで時間がかかりましたが心を込めて精一杯頑張りました!とにかく一緒に歌えて光栄です!!
◎配信情報
「しゃくなげ色の空」
2020/6/9 RELEASE
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