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2020/06/01

ビリー・アイリッシュ、ジョージ・フロイドの死を巡るネットの反応に激怒

 米ミネソタ州でジョージ・フロイドが白人警察官に殺害された事件を受けて、多くの有名人が非難の声を上げているが、18歳のビリー・アイリッシュも2020年5月30日に長文をインスタグラムに投稿した。

 全米各地で抗議活動が激化する中、ネットでは黒人に対する人種差別問題について発言する際に以前より使われてきた“#BlackLivesMatter” (黒人の命は重要)というタグに対抗すべく、“#AllLivesMatter” (全ての命が重要)というタグが白人ユーザーたちの間で多用されていることへの怒りをビリーはぶちまけている。

 彼女の投稿は、「この1週間、これについてどう上品に発言すればいいのか考えていた。自分のプラットフォームは巨大だから、(いつもなら)なるべく敬意を持つようにして、何をどうやって言うかを時間をかけて考えてるんだけど……でもさ、もうクソうんざりだから言いたいことを言うね」と始まり、「もし“全ての命が重要”なら、何で黒人は黒人であるだけで殺されてるんだよ?何で移民たちは迫害される?何で白人は他の人種の人々が得られない機会を与えられている?」などと綴っている。

 「文字通り家にいてくれってお願いされている時に、白人がセミオートマチック式の武器を持って抗議するのは何でOKなの?無実の人々が殺されているから抗議した黒人が“暴漢”とか呼ばれるのは何でOKなの?何でか分かる?白人の、ファッキン、特権なんだよ」と彼女は続けている。

 先週、ミネソタ州の警察官デレク・ショーヴィンが、無抵抗の黒人男性の首を8分間も押さえつけている動画が出回り、事件が発覚した。ショーヴィンはその後免職され、第3級殺人と故殺罪で起訴された。

 ビリーのほかにも、ビヨンセ、リアーナ、アイス・キューブ、アリアナ・グランデ、ジャスティン・ビーバーなど、多くのアーティストたちが抗議の声を上げている。

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#justiceforgeorgefloyd #blacklivesmatter

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