2012/12/07 13:00
総合シングルチャートBillboard JAPAN Hot 100の2012年度年間首位は「真夏のSounds good!」となり、2年連続でAKB48が獲得した。シングル選抜総選挙の投票券が封入されていたことで加熱した圧倒的セールスポイントと、それに伴い世間の注目度も増加し、エアプレイポイントも大きく伸ばしたことが要因だ。更に今年は「GIVE ME FIVE!」(2位)「ギンガムチェック」とTop 3を独占した。東京ドーム公演、組閣という名のチーム再編成もトピックとなったが、前田敦子の卒業は何よりも世間を驚かすニュースとなった。
AKBにも負けない強力なセールスポイントを持つ嵐も2年連続で首位獲得を逃したが、「ワイルドアットハート」(4位)「Face Down」(6位)「Your Eyes」(10位)と3曲がTop 10圏内にチャートインし、Top 10内にいる唯一の男性アーティストとなった。また、6位にはAIの「ハピネス」がチャートイン。昨年末にリリースされ、29週もチャートインした本楽曲は1年間を通した人気楽曲となり堅実にエアプレイ、デジタルポイントを稼ぎ、今回の好結果に繋がった。そして、今年デビューし、瞬く間にトップアーティストとなったカーリー・レイ・ジェプセンはTop 10圏内に2曲を送り込んだ初の洋楽アーティストとなった。
年間アルバムチャートではMr.Childrenが5月10日にリリースしたベストアルバム「Mr.Children 2005-2010<macro>」が1位の座に輝いた。昨年度は「SENSE」で年間アルバムチャートを制しており、2年連続制覇という快挙を成し遂げ、更に彼らは2位にも同日リリースの「Mr.Children 2001-2005<micro>」を送りこんでいる。
そして、シングルチャートに続き、アルバムチャートでも首位獲得を逃した嵐だが、「Popcorn」は昨年度の首位作品「SENSE」よりも多くセールスポイントを獲得しており、彼らの人気もまだまだ右肩上がりのようだ。
また、今年も桑田佳祐「I LOVE YOU-now & forever-」(5位)コブクロ「ALL SINGLES BEST 2」(6位)山下達郎「OPUS~ALL TIME BEST 1975-2012~」といったベスト盤が上位にチャートインする中、シングルチャートでは元気のなかったK-POP勢からKARAのオリジナルアルバム「スーパーガール」が4位にチャートイン。昨年11月リリースされ、週間1位を獲得後、7週に渡りTop 3内にチャートイン。年間で34週チャートインする根強い力を見せ、ポイントを積み重ねた。
安室奈美恵のオリジナルアルバム「Uncontrolled」(7位)や前田敦子の卒業を前にリリースされたAKB48のオリジナルアルバム「1830m」(9位)などベスト盤以外の作品も多数上位にチャートインした。
ビルボードジャパン全11チャートは年間チャートページからチェック可能だ。
http://www.billboard-japan.com/charts/year_end
来週12月15日には【Billboard JAPAN Music Awards 2012】のアーティスト部門も発表。アワードの様子は同日16:00からTXN系6局ネットにて放送される。
◎番組情報
【Billboard JAPAN Music Awards 2012】
放送日:12月15日(土)16:00~
TXN系列6局ネットにて放送
(テレビ北海道、テレビ東京、テレビ愛知、テレビ大阪、テレビせとうち、TVQ九州放送)
http://www.billboard-japan.com/awards2012/
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