2020/04/22 07:00
4月22日はアメリカの音楽史を代表する兄妹デュオ、カーペンターズがメジャー契約を行った日。これを記念し、4月22日は“カーペンターズの日”として日本記念日協会に認定されている。
リチャード&カレン・カーペンター兄妹が“カーペンターズ”としてA&Mレコードと契約を結んだのは、今から51年前の1969年4月22日のこと。この時、リチャードは22歳、カレンは19歳の未成年だった。同年11月に『涙の乗車券』でデビューを果たした彼らは、翌70年にバート・バカラック/ハル・デヴィッド作の「遥かなる影/(They Long to Be) Close to You」で全米ビルボードNo.1を獲得し、一躍スターダムに。71年には「雨の日と月曜日は」、「スーパースター」と立て続けにヒット曲を連発し、アメリカの音楽史を代表する兄妹デュオとなった。
カーペンターズによる全米ビルボードNo.1ソングは「遥かなる影」のほか、「トップ・オブ・ワールド」(1973年)、「プリーズ・ミスター・ポストマン」(1974年)の全3曲。他にも「愛にさよならを」(1972年)、「イエスタデイ・ワンス・モア」(1973年)など、日本でもおなじみのヒット曲を多数放った彼らだが、70年代半ばからカレンが体調を崩しがちになり、1983年2月4日、32歳という若さで帰らぬ人となった。
以降もリチャードはソングライター、プロデューサーとして活動を続けており、2018年12月にはカーペンターズの名曲の数々を自らアレンジし、英国の名門ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団が流麗なオーケストラ・サウンドで演じた新作『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』をリリース。これに合わせてリチャードが約9年ぶりにプロモーション来日も果たしている。
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