2020/04/10 14:40
1か月前の今頃は【コーチェラ・フェスティバル】(Coachella Valley Music & Arts Festival)が、現地時間2020年4月10日から開催されることに疑う余地もなかったが、状況は一変。新型コロナウイルス感染拡大のため、10月へと開催延期になった。主催者のGoldenvoiceと親会社AEGは、フェスが予定されていた今週、音楽ファンに楽しんでもらおうと、開催20周年を祝う『Coachella: 20 Years in the Desert』と題したドキュメンタリーを公開する。
エグゼクティブ・ディレクターのレイモンド・リオン・ロウカーは、過去6年間取り組んできたこの企画を、フェス1週目に公開するにあたり何度も討議する必要があったと明かす。ロウカーは、Goldenvoiceで働き始めた2013年からドキュメンタリーの制作に携わっている。彼の仕事は、2006年のサハラ・テントでのマドンナのパフォーマンスや同年ダフト・パンクがピラミッド型のステージで行ったこれまでの常識を覆したパフォーマンスを含む14年分のアーカイブ、写真、ビデオを探すことから始まった。フルタイムの社員がデジタル化するのに丸一年かかり、その容量は1,000テラバイトを超えたそうだ。
ドキュメンタリーは、1980年代にパンク・バンドの公演のプロモーターを行っていたゲイリー・トーバーが、Goldenvoiceの創始者となり、1991年に大麻密売で逮捕された経緯や途中社名を変えて、1999年に【コーチェラ・フェスティバル】が初開催される話まで遡る。フェスの歴史以外には、大型フェスでは何年も第一線として扱われなかったEDMやヒップホップを取り巻くカルチャーの変化にも触れられている。
パンクをルーツにしたGoldenvoiceは先進的な考えもありながら、誤魔化すようなフェスティバルを作るような不誠実な会社ではなかったとドキュメンタリーのディレクター兼プロデューサーのクリス・パーケルは言う。彼は、【コーチェラ・フェスティバル】が面白味のある話題を提供し続けるとともに、唯一無二の存在であるのは、毎年どこを切り抜いてもポップ・カルチャーを反映しており、この20年間ずっと近代的で、色褪せない魅力を保ち続けていることが理由だと付け加えた。
地元の砂漠地コーチェラから取られた、フェス創始者であるポール・トレットによるネーミング・センスは、アーティストや会社幹部から当初批判されたものの、初年度の85万ドル(約9200万円)から100万ドル(約1億800万円)と言われる赤字は、2004年には黒字に転換している。
【Coachella: 20 Years in the Desert】には、1999年のモリッシー、“Beychella”なる造語が誕生した2018年のビヨンセ、2012年の2パックのホログラム等の歴史的なパフォーマンスも含まれる。ドキュメンタリーは、日本時間4月11日午前4時からフェスの公式YouTubeチャンネルで配信される。
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