2011/05/24 12:00
日本国内、ユーロ、アジアと半年以上に渡ってツアー【“Chemical Parade”】を開催してきたムックが、5月21日 日本武道館にて最終公演【“Chemical Parade” FINAL】を実施。様々なサプライズ発表を行いました。
暗転した会場にカラフルなライトが駆け巡る中、『フォーリングダウン』でステージの幕を開けた彼ら。怒号のような歓声を浴びながら、『零色』『塗り潰すなら臙脂』など攻撃性の強いナンバーを連発し、ジャンプやヘッドバンキングを巻き起こしていきます。MCでは、逹瑯(vo)が「散々言われましたよ、“変わった”とか(笑)」と最新アルバム『カルマ』の評判について語りつつ、「なのに、よくぞこんなに来てくれた!」と感謝の想いを。イントロだけで歓声が沸き起こった『断絶』ではエモーショナルな歌声を響かせ、『約束』では夕日が映ったモニターをバックにハートフルな空気を充満させました。
そして「まだまだここから暴れられますか?」という逹瑯の一言を皮切りに、『夕紅』『名も無き夢』といったアップテンポナンバーを立て続けに披露。『咆哮』では会場全体で感動的な大合唱を繰り広げ、SATOち(dr)や逹瑯がそれぞれ、「騒がねーでどーすんだよ! 思いきりいけよ!」「日本中に聞こえさせろー! 叫べー!」と観客を煽る一幕も。最後に『ライオン』でド派手な炎の演出を見せ、本編一番の一体感を生み出しました。
アンコールでは、YUKKE(b)が「今日この日を迎えられること、嬉しく思います。ありがとう」と感謝の想いを告げると、ミヤ(g)が「バンドっていいもんですねぇ」と感慨深げに語り、SATOちが「いやぁ、本当に、ありがとう。すごく幸せです」と同ツアーへの熱い想いをコメント。その後“キライ”と何回も繰り返される『大嫌い』などを披露し、「ここへ来たくても来れなかった人がいると思います。そういう人たちへ少しでも届いたらいいなと思います」と新曲『暁』を丁寧に熱唱していきます。なお、同曲は21日、22日の公演会場限定で発売されたチャリティソング。完売となったCDの収益金は、東日本大震災の義援金として全額寄付されます。
また、彼らはこの日モニターを通して今後の予定をサプライズ発表。ソニー・ミュージック アソシエイテッドレコーズへの移籍や、シングル&同ツアーの模様を収めたDVDのリリース、更に6月9日(ムックの日)に新木場STUDIO COASTでライブを行うことを明らかにしました。
◎【TOUR “Chemical Parade” FINAL】
05.21(土) 日本武道館
01.フォーリングダウン
02.零色
03.塗り潰すなら臙脂
04.ケミカルパレードブルーデイ
05.ファズ
06.サーカス
07.堕落
08.アゲハ
09.恋人
10.アイアムコンピュータ
11.ポラリス
12.断絶
13.約束
14.夕紅
15.名も無き夢
16.咆哮
17.ライオン
En1.大嫌い
En2.蘭鋳
En3.暁
End.業
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