M.I.Aはツイッターで、「BORN FREE」のビデオが4/26朝に自身のオフィシャル・ウェブ・サイトで公開されたが、YouTubeでは、ビデオが”露骨な暴力だ”という理由で削除されたと投稿した。

「だらしないユニバーサル・ミュージック・グループがYouTubeに出さなかったのよ」とM.I.A.がつぶやいている。この削除にはレーベルが関与しているとされていた。しかし、後に彼女は明確にUMGが悪くはなかったとし、最初にリークされた「BORN FREE」が収録される6月発売予定のアルバムの収録予定曲を記載した。

ビデオはアメリカの国旗のバッジを付けた軍人たちが、国籍不明の街を襲撃し、12人ほどの赤毛の若者たちを掻き集める。彼らに立ち向かう人はすべて激しく殴打される。このビデオはすでに配信されているが、9分強のクリップは少年たちに彼らの銃が向けられ始めると、見るに耐えなくなってくる。ERYKA BADUの「WINDOW SEAT」のビデオに憤慨している人は、これを見ると”とんでもない”と感じるだろう。

M.I.A.の「BORN FREE」を監督したのは、フランスのダンス・デュオのJUSTICEの「STRESS」を監督したROMAIN GAVRASで、この「STRESS」もまた、暴力的な傾向にある。