2020/03/10
6月5日に全国公開される映画『泣きたい私は猫をかぶる』の主題歌として、ヨルシカによる書き下ろしの新曲「花に亡霊」が起用されることが発表された。併せて、楽曲の一部を使用した本予告映像も公開されている。
映画『泣きたい私は猫をかぶる』は、2018年に公開され、カナダ・モントリオールでの【ファンタジア国際映画祭】で今敏賞(ベストアニメーション賞)を受賞した『ペンギン・ハイウェイ』を手掛けたアニメーションスタジオ“スタジオコロリド”による長編アニメーション映画第2弾。監督を務めるのは、『美少女戦士セーラームーン』『おジャ魔女どれみ』などの佐藤順一、そして本作で長編監督デビューとなるスタジオコロリドの柴山智隆の二人。脚本は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や『空の青さを知る人よ』などで知られる岡田麿里が手掛けた。
「花に亡霊」は、ヨルシカにとって初となる映画主題歌。同曲についてヨルシカは、「今回使っていただいた主題歌はヨルシカとしての作品性をそのままアウトプットしたものでもあり、この映画の創造力とぶつかり合って輝くような、独立した二作品が綺麗に調和を保っているような、そんな景色を作る音楽になっていればと、そう願っています」とコメントしている。なお、ヨルシカは3月4日に公開した新曲「夜行」のミュージック・ビデオでもスタジオコロリドとタッグを組んでいた。
◎ヨルシカ - コメント
昔から映画をよく見ます。暇になる度に邦洋問わず鑑賞するのですが、音楽と調和した一本を見た時の感動は他には代え難いものがあります。特に物語の個性と、音楽の個性がぶつかり合った作品に心惹かれます。
初め打ち合わせで監督の方に言われた言葉は「自由に作ってみてほしい」でした。ヨルシカは基本的にコンセプトが軸にある音楽を出しているバンドで、話を頂いた時は新たなコンセプトアルバムを作っている最中でもありました。
僕はその言葉が嬉しくもあのりつつ、つまりは、作品という枠組みの中で支える音楽ではなく、枠組みの外で泳ぐ自由さを求められているのだと捉えました。
今回使っていただいた主題歌はヨルシカとしての作品性をそのままアウトプットしたものでもあり、この映画の創造力とぶつかり合って輝くような、独立した二作品が綺麗に調和を保っているような、そんな景色を作る音楽になっていればと、そう願っています。映画館で鑑賞出来ることを一つの楽しみにしています。
◎公開情報
映画『泣きたい私は猫をかぶる』
2020年6月5日公開
出演:志田未来 花江夏樹 小木博明 山寺宏一
監督:佐藤順一 柴山智隆
脚本:岡田麿里
主題歌:「花に亡霊」ヨルシカ(ユニバーサルJ)
企画:ツインエンジン
制作:スタジオコロリド
配給:東宝映像事業部
(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
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