2020/02/12
2020年2月10日に、東京・TSUTAYA O-EASTにて開催されたグリフィンによる来日公演のライブ・レポートが到着した。
昨年デビュー・アルバム『Gravity』をリリースし、メロディックEDMの代表的アーティストとして、既に北米では【コーチェラ・フェスティバル】への出演やアリーナ・ツアーを成功させているグリフィンのライブ・セットでの単独公演は前評判も高くチケットは、早々にソールド・アウト。午後6時の開場時間前にはプレミアとなったチケットを手に入れたファンで長蛇の列が出来ていた。
会場に入ると、昨年行われた北米ツアーを彷彿とさせる巨大なLEDをバックにギター、キーボード、シンセ・パッドを始めとしたグリフィンがプレイする様々な楽器がステージ上に並んでおり、開演時間が近づくに連れて会場のボルテージは徐々に高まっていく。
そして午後7時20分を過ぎた頃、アルバム『Gravity』の最初に収録されている「All You Need To Know」に繋がる「Intro」が流れ、遂にグリフィンが登場。大歓声と共に、激しくギターをかき鳴らすグリフィンは従来のEDMアーティストのイメージを完全に覆しており、さながらロック・アーティストのライブにすら感じられた。
序盤、ギターからキーボードに楽器を持ち変えたグリフィンはヒット・シングル「Nobody Compares To You」をプレイ。本公演最初のシンガロングが会場に鳴り響き、待ちわびたファンの熱量を激しく感じる瞬間だった。
その後もカーリー・レイ・ジェプセンとの「OMG」、アロー・ブラックとの「Hurt People」、グリフィンの数々の名曲の中でも最も美しく壮大な展開の「If I Left The World」等アルバム収録曲を次々にプレイしていく。終盤、2018年リリースの最大のヒット・シングル「Tie Me Down」では再び会場中にシンガロングがおき、そのままアルバム・リード曲でもある「Need Your Love」をプレイし、グリフィンは一旦ステージを後に。
そして興奮冷めやらぬオーディンスからの鳴り止まないグリフィン・コールをうけて、再びステージに登場。初期のヒット曲「Feel Good」のイントロが流れると会場はこの日最大の歓声が湧き上がり、セットのラストは2ndシングルの「Whole Heart」で締めくくった。その後、日本語で「どうもありがとうございました!」と集まったファンに感謝を述べ灼熱のソールド・アウト来日公演は終了。また、同日深夜にて行われたDJ SETも完売となっていた。
Photo: @ncsuds
◎【グリフィン東京公演 @ TSUTAYA O-EAST】セットリスト
※実際のセットリストには一部未リリース音源も含まれており、下記記載とは一部異なります。
1. Intro
2. All You Need To Know - Gryffin & Slander feat. Calle Lehmann
3. Bye Bye feat. Ivy Adara
4. Nobody Compares To You feat. Katie Pearlman
5. OMG - Gryffin & Carly Rae Jepsen
6. Nothing Like You - Gryffin & DROELOE feat. Hana
7. Snakehips & MØ - Don't Leave (Gryffin Remix)
8. Baggage - Gryffin & Gorgon City with AlunaGeorge
9. Remember with ZOHARA
10. Heading Home feat. Josef Salvat
11. If I Left The World feat. MARNIA & Model Child
12. Years & Years - Desire (Gryffin Remix)
13. Body Back feat. Maia Wright
14. Hurt People with Aloe Blacc
15. Just For A Moment feat. Iselin
16. Tie Me Down with Elley Duhe
17. Need Your Love - Gryffin & Seven Lions feat. Noah Kahan
18. Feel Good feat. Daya
19. Whole Heart - Gryffin & Bipolar Sunshine
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