2020/02/04 14:52
BiSが2月3日、全国ツアー【"LIVE DAM Ai"presents STAND BY BiS】のファイナル公演を東京・LIQUIDROOMで開催し、全23曲の熱いパフォーマンスで初の全国ツアーを締めた。
第3期BiS初の全国ツアーとして、全国9か所を駆け抜けてきた彼女たち。その姿を目に焼き付けようと、多くの研究員が東京・LIQUIDROOMに集結するなか、開演時間を少し押したところでステージに下ろされた紗幕にLIQUIDROOMの楽屋の様子が映し出される。
開演1分前を告げられ、楽屋からステージに向かうBiSメンバーの生の様子が映されると、ライブスタートへ向け高まる興奮から会場からは歓声が上がる。舞台袖でBiSが円陣を組み、ステージに向かうと、ついにメンバーの姿が紗幕の向こうに。メンバーがポージングを決め、会場を煽ると、研究員のボルテージは最高潮に達し、紗幕が落ちる。
すると、そこは無人のステージだった。
これは、映像作家・山田健人によるライブ演出で、突然の演出に驚きを隠せない研究員をよそに、リアルのBiSメンバーが何事もなかったかのようにステージに登場した。
「わたしたち新生アイドル研究会BiSです。」と挨拶をすると「LET'S GO どうも」からツアーファイナルがスタートした。
続けて、新アルバム「LOOKiE」から「FOOL PROOF」「KiSS MY ASS」を勢いのままパフォーマンス。メンバーの自己紹介を挟み、メンバーの雄叫びから始まる「TRAP」では会場を早速熱狂のダンスフロアへと変貌させる。
ここから新曲と既存曲を織り交ぜたセットリストで会場の研究員を揺さぶり続け、「LAUGH AT ME」では、本公演唯一のミディアムナンバーで研究員の涙腺をぶち壊し、「FUCKiNG OUT」では、特殊効果の白煙が噴出され、研究員の理性を崩壊させる。
ショートMCを挟みトギーが「LIQUIDROOMに、BiSが、来たぞー!」と研究員を煽ると、ここからメジャーデビューアルバム「 Brand-new idol Society」の楽曲を中心に5曲連続で披露。現在までに積み重ねた経験をパフォーマンスに反映させ、デビュー半年足らずのグループとは思えないライブ巧者振りを見せつける。
「SPiLLED MiLK」では、癒しの空気を一変させ、エモーショナルに歌い上げると、続く「LOVELY LOVELY」では超満員の研究員とともに印象的な"猫"の振りを行い、会場内は、ラブリーでハッピーな雰囲気に包まれる。この空気を切り裂くように、MVが公開されたばかりの「STUPiD」が投下され、フロアは、再び大熱狂のダンスフロアと化した。
続いて「FOR ME」「テレフォン」とアッパーなキラーチューンでダンスフロアの盛り上がりは限界点を超え、熱狂のその先へと突入していく。
最後は、“ラジオ体操→ヘドバン→スクワット”というフリ付けで体を酷使する「thousand crickets」で超満員の研究員とともに肉体に鞭を打ちつつ、本編は終了した。
鳴り止まぬアンコールコールの中、BiSメンバーがステージに現れるとイトー・ムセンシティ部が、新全国ツアーの開催を発表。その後、メンバーがそれぞれ語り出した。
イトー・ムセンシティ部:
「みんなのBiSに対する想いや気持ちをを大切にして全部守っていきたいと思いました。そう思えるこの場所にこれからも立たせてください。」
ネオ・トゥリーズ:
「声がかすれたり、足を怪我してしまったりして、自分で自分を追い詰めて、歌うことすら嫌いになってしまいそうになることもありました。ただ、そんな時でも学べたこともあるし、変われた自分もいます。自分が好きな場所で好きなことをしているので、自分に負けないで、BiSが皆さんの生きる希望や支えになれるように頑張ります。もっともっと努力して、もっと多くの人に感動を与えられるようなステージに立ちます。
チャントモンキー:
「私は最近でもBiSになっていなかったらどうなっていたんだろうと考えることがあります。家族とか友達を大切にして真面目に生きていきました。ずっと大切にしてきたのに自分がBiSになることで自分から捨ててしまったことを後悔してました。でも、BiSになって活動していくにつれて、寂しさはあっても後悔はなくなりました。それは、BiSに夢中になっているからだと思います。選択した先でどう生きるかが大切なんだって思ってます。私は歌も歌詞もできないけど、素敵な曲を届けられることは奇跡なんだと思います。だから、BiSを選んだことを後悔しないように、真剣にBiSと向き合っていきたいと思います。」
トギー:
「私は、いつも前向きに生きてきて、それはBiSになってからも変わっていなくて、どんなに辛いことがあっても、これはBiSのためになるからと思って諦めないでやってきました。休みがあってもBiSのことばっか考えちゃうし、毎日BiSのことを考えてて、本当にBiSのことが好きなんだなと思ってます。私は、武道館に立ちたいです。そして、横浜アリーナにも立ちたいです。毎日乗り越えなきゃいけないこととか理想に追いつけていないけど、私は前だけを見て走り続けます。3期BiSは武道館に立ちます。これからもよろしくお願いします。」
その後、グループ結成から約半年という期間の中で募った想いを研究員と共有し、BiSの新たな代表曲になるだろう「BASKET BOX」のパフォーマンスに突入。トギーが放った“日本武道館”への道が拓いていくかのよう会場に鳴り響いた。
最後は、BiSの始まりの楽曲である「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」で感動的なフィナーレを迎え、第3期BiSの初の全国ツアーは華々しく幕を下ろした。
■BiS【"LIVE DAM Ai"presents STAND BY BiS】ツアーファイナル@LIQUIDROOM
セットリスト:
1.LET'S GO どうも
2.FOOL PROOF
3.KiSS MY ASS
4.TRAP
5.SURRENDER
6.LAUGH AT ME
7.1,2,3!!!
8.FUCKiNG OUT
9.DEAD or A LiME
10.BiS3
11.teacher teacher teacher
12.少年の歌
13.this is not a love song
14.absolutely meeeeee!!
15.SPiLLED MiLK
16.kAsAbutA
17.LOVELY LOVELY
18.STUPiD
19.FOR ME
20.テレフォン
21.thousand crickets
EN1.BASKET BOX
EN2.BiS-どうやらゾンビのおでまし-
photo:sotobayashi kenta
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像