2020/01/17
GfK Japanによるストリーミング再生回数レポートから、2020年1月13日~1月15日の集計が明らかとなり、King Gnuの「白日」が2,885,765回再生で首位を走行している。
King Gnuは1月15日に3rdアルバム『CEREMONY』をリリース。年末の露出によってストリーミング再生数の増加が見られた2020年1月上旬だったが、今回のアルバムリリースによってさらに再生数を上げてきている。現在ストリーミング・ソング・チャートはOfficial髭男dism「Pretender」が34連覇中だが、来週発表の同チャートでそれを阻止する可能性が大きくなってきた。ストリーミングで特にヒットしたといわれる「白日」は、現在までストリーミング・ソング・チャートで首位を獲得したことがなく、2位を通算15週獲得している。2019年2月22日に配信リリースされた「白日」が、リリースからおよそ11か月で初の首位獲得となるか注目される。
また、『CEREMONY』に収録されている楽曲だと、現在3位につけている「Teenager Forever」を筆頭に、「傘」「飛行艇」といったリリース済みの楽曲も再生数を伸ばしており、トップ10内に浮上してきている。11位以下を見てみても、「どろん」(15位)、「ユーモア」(19位)、「小さな惑星」(22位)、「Overflow」(31位)、「壇上」(51位)などアルバムで初めて収録された楽曲が入ってきている。1月15日リリースのため集計期間がその1日のみにも関わらず、上位につけているあたりに勢いを感じる途中経過となった。
「Pretender」での35連覇がかかるOfficial髭男dismだが、新曲「I LOVE...」を1月15日に先行配信(CDシングル『I LOVE...』は2月12日リリース)しており、現在34位につけている。この楽曲もどこまで順位を上げてくるか注目だ。
11位以下で注目の動きをしているのは、現在17位につけているビリー・アイリッシュ「bad guy」だ。読売テレビ・日本テレビ系新日曜ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』の主題歌であり、1月12日に放送がスタート。その影響を受けての増加と考えられる。前週の前半3日間と再生回数を比較すると、約35%増加している。
◎Billboard JAPANストリーミング・ソング集計速報
(2020年1月13日~1月15日の集計)
1位「白日」King Gnu
2位「Pretender」Official髭男dism
3位「Teenager Forever」King Gnu
4位「紅蓮華」LiSA
5位「まちがいさがし」菅田将暉
6位「宿命」Official髭男dism
7位「イエスタデイ」Official髭男dism
8位「傘」King Gnu
9位「飛行艇」King Gnu
10位「115万キロのフィルム」Official髭男dism
※Billboard JAPANの週間ストリーミング・ソング・チャートは、GfK Japanが提供するオンデマンド型音楽配信サービス(Apple Music、Amazon Music Unlimited、AWA、Google Play Music、KKBOX、LINE MUSIC、Rakuten Music、RecMusic、Spotify)と、プレイリスト型音楽配信サービス(dヒッツ、うたパス)の再生回数を合算して集計していますが、先ヨミ時点の集計値はGfK Japanのデータによる推定値となります。
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