2010/04/16 00:00
15年の活動歴を持ちながら今なお進化を続けているラテン・フュージョン・バンドOZOMATLIは、2009年3月にMercer Street/Downtown Recordsと新たなレコード契約を締結し、この4/20に5作目となるスタジオ・アルバム『FIRE AWAY』をリリースする。この新たな契約の前はConcord Recordsに在籍し、2作のスタジオ・アルバムと2005年にはライヴ・アルバム1枚をリリースしていた。
OZOMATLIのマネージャーを長年に渡って務めているAMY BLACKMAN ROMEROは、カリフォルニアを拠点に活動する同バンドにとって、今回の環境の変化はパフォーマンスとアルバム制作の両方の面に新たな段階をもたらしてくれる重要なカギだとコメント。「OZOMATLIのメンバーは自分たちが書く曲を最大限にサポートしてくれる、より強力なA&Rを求めている。そして今回の契約では、私がマネージャーになって初めてそれが得られることを確信できた」と語っている。
そして新作『FIRE AWAY』の制作にあたっては、ファンク、レゲエ、ヒップホップに加えクンビア、サルサを始めとする様々なラテン・サウンドを混在させたOZOMATLIの楽曲を、よりパワフルなロック・サウンド主導のアルバムに仕上げることができるトップ・プロデューサーたちの名前を、Downtown RecordsのエグゼクティヴA&Rを務めるMICHAEL HOWEがリスト・アップしたという。その結果、PETE YORNやAIMEE MANNを手掛けたことでも知られるTONY BERGに白羽の矢が立ち、彼のプロデュースもとでよりヘヴィーな内容のアルバム制作を行うこととなった。
JACK JOHNSONをフィーチャーした爽やかなリード・シングル「IT’S ONLY PAPER」では、過剰消費に対する警告を発し、「MALAGASY SHOCK」では、アメリカの文化親善大使として訪れていたマダガスカルでライヴを行った際、リード・シンガーRAUL PACHECOが誤って感電死しそうになった経験を歌っている。そして最も注目を集めている楽曲「GAY VATOS IN LOVE」では、東ロサンゼルスの男性カップルに関する内容を歌い、メンバーたちがゲイに対してどのような考えを持っているかを公に表現したスキャンダラスな1曲となっている。
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