2019/12/06
MIYAVIが、日本全国ZEPPツアー【MIYAVI“NO SLEEP TILL TOKYO”World Tour 2019 JAPAN】の初日公演を札幌にて開催した。
寒い天候に見舞われた札幌初日公演は、本人が登場する前から場内は熱気に包まれていた。背景の縦型映像と照らし合わせてのレーザー光線の演出による「Stars」でMIYAVIが登場すると、一気に場内はヒートアップ。MIYAVIの解き放つ音色に合わせながら、色鮮やかなレーザー光線が近未来の背景と重なり、MIYAVIの世界観をさらに進化させる。
そして冒頭から「Flashback」「In Crowd」「Bumps In The Night」とテンポの良い曲を披露し、冒頭から会場を大いに沸かせた。7月に三浦大知とKREVAとともにテレビ朝日系列『MUSIC STATION』で披露した「Rain Dance」はソロでパフォーマンス。持ち前のギターのソロをしっかりと場内に響き渡らせた。
MCでは開口一番「日本、帰ってきました! 気合入ってますか! 燃えてますか!」と、7月からアメリカではじまり、ヨーロッパ、アジアをまわったワールドツアーの各大陸での充実ぶりを語り、さらに、UNHCR親善大使での活動や、俳優での活動と、ファンに活動報告をするかのように語り始めた。そして、アルバム『NO SLEEP TILL TOKYO』に収録された「No Sleep Till Tokyo」「Samurai45」「Tears On Fire」「Other Side」を立て続けに披露し、「今回のアルバムもそうですが、毎回、作品ごとに実験しながら、魂込めながら作ってます。末長く聴いてやって欲しいと思ってます」と語った。
その後、アコースティック調の音色で「Guard You」をしっとりと披露し、観客を魅了。「皆さんのサポートのおかげで、僕たちはこのように世界中を自由に飛び回って、音楽だけではなく、俳優業も、モデルも、UNHCR親善大使としても、活動させてもらってます。いつもサポート、本当にありがとうございます!」とファンに対して感謝の意を語る。
さらに数曲を披露した後は「Fire Bird」「Raise Me Up」「Day 1」で場内を大いに盛り上げ、アンコール前に自身の家族が日本に引っ越してきたことを公表。「今、世界がアジア、そして日本を見ています。今後も変わらず、世界基準で活動しますので、みなさんも世界基準のサポートをお願いします!」と語り、UNHCR活動も報告した。
アンコールでは「Hands to Hold」、初めての難民キャンプ訪問でレバノンに行った後で作った曲「Long Nights」、さらに「The Others」を披露した後、最後に「What's My Name?」を演奏。MIYAVIの解き放つグルーヴに身を寄せて、場内は大いに盛り上がり初日公演は幕を閉じた。
ライブを終えたMIYAVIは「今回、いくつか新しい試みを取り入れています。ワールドツアーを通じて世界各国で得た経験と熱をもって、日本のオーディエンスの皆と、また新しいネクストレベルへ到達したいです」とコメントを寄せている。
◎セットリスト
【MIYAVI“NO SLEEP TILL TOKYO”World Tour 2019 JAPAN】
2019年12月5日(木)北海道・Zepp Sapporo
01.Stars
02.Flashback
03.In Crowd
04.Bumps In the Night
05.Rain Dance
06.No Sleep Till Tokyo
07.Samurai 45
08.Tears On Fire
09.Other Side
10.Guard You
11.君に願いを
12.What a Wonderful World
13.Under The Same Sky
14.Ha!
15.Strong
16.Firebird
17.Raise Me Up
18.Day 1
(アンコール)
01.Hands To Hold
02.Long Nights
03.The Others
04.What’s My Name?
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