2019/11/20
体調不良を理由に、2019年11月17日に米ケンタッキー州で開催予定だったコンサートをキャンセルしたアリアナ・グランデが、当日会場に集まったファン数十名分のランチ代を支払い、彼らの思い出作りに一役買った。
レキシントンのラップ・アリーナ(Rupp Arena)で開催予定だった公演は、開演7時間前に中止が発表された。アリアナは、「とにかくすごく痛くて、ショーの間息をするのもつらいんだ。体に何が起きているのか全然分からないから解明しなければならない」と当時説明していた。
地元紙レキシントン・ヘラルド・オブザーバーと、Twitterのファン・アカウントによると、公演中止が発表されたあと、全国から集結していたファンの有志が、せっかくだからと会場で会うことにした。Twitterでアリアナのファン・アカウントを管理しているドナルド・スニードは同紙に対し、「というわけでみんなでラップ・アリーナに集まって、写真をたくさん撮って、笑って、喋って、悲しい状況を楽しいものに変えたんだ」と話している。
すると、オフ会を企画したこのアカウント宛に”何らかの方法で手伝いたい”とアリアナ本人からメッセージが届いた。最終的に約40名のグループがラップ・アリーナに併設するレストランでランチを楽しみ、その模様がTwitterに投稿されたが、アリアナが全員分の勘定を支払ったそうだ。ファンの一人は、「今日は人生で一番楽しかった。みんながさらに仲良くなれたことが本当にありがたかった。@ArianaGrande今日はランチを本当にありがとう。私たち全員がどれほど嬉しかったか、きっと想像もつかないでしょう。この記憶は永遠に忘れないよ」と喜びをツイートしている。
アリアナの【スウィートナー・ワールド・ツアー】は12月まで続く予定で、レキシントン公演の次に予定されている19日のジョージア州アトランタ公演は予定どおり開催されているようだ。
Today would not have been possible without. @needyshells today was the most fun I’ve had in my life. I’m so thankful for how much closer we grew today. @ArianaGrande thank you sm for lunch today. We all were so happy; you have no idea. This memory will live with us forever. pic.twitter.com/oBwSA6Z1mv
— marcos 17 (@gwsMarcos) November 18, 2019
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