2019/11/18 12:10
テイラー・スウィフトが2019年11月14日、<アーティスト・オブ・ザ・デケイド賞>を授与されることが決まっている【アメリカン ・ミュージック・アワード】(AMAs)のステージで、初期6アルバム収録曲のライブ・パフォーマンスをしないよう、元レーベルであるビッグ・マシーン・レーベル・グループ(BMLG)のスコット・ボーチェッタ社長と今年6月に同レーベルを買収したスクーター・ブラウンから警告を受けたことを声明で明らかにした。
この発表を受け、セレーナ・ゴメスが翌15日、自身のインスタグラム・ストーリーで親友であるテイラーを支持するメッセージを投稿した。「今すごく心が重い。ムカつくし、非常に腹が立つ。(報復を受けるかもしれないが構わない)これが自分の意見。これは強欲であり、人を自分の思いどおりにしようとする行為であり、力(の悪用)だ。そこに心はなく、ほかの誰の心についても考えていない。私の友人が14歳の頃からベッドルームで綴ってきた言葉への敬意がない。あなたたちは、現代で最も偉大なソングライターの一人から、彼女の音楽を世界中のファンと共に祝う機会を奪い、潰したのだ」と彼女は怒りをあらわにしている。
彼女はさらに、テイラーのことを”ひたむきで、怖いもの知らず(フィアレス)で、気骨があって、強い”女性であると綴り、テイラーの2008年のアルバム『フィアレス』をリリース前に一緒に聴いた思い出を振り返りながら、その収録曲の数々が世界中のたくさんのファンに多大な影響を与えたことを強調した。そして名前は出していないものの、ボーチェッタとブラウンに方針を転換するよう求めている。「自分の親友が常に引き下ろされている姿を見るのは最悪の気分だ。テイラーは戦う。戦うことを絶対に止めない。人は選択により成長する。全く変わらない者もいる。方針が転換されることを望んでいる」と彼女は綴っている。
テイラーは14日に出した声明で、11月24日に開催される【AMAs】において過去曲をパフォーマンスすることを禁じられただけでなく、Netflixで進行中だった彼女の最近の活動に密着したドキュメンタリーにおいても過去曲の使用も禁じると、初期6作のマスター音源を所有するBMLG側のボーチェッタとブラウンから通告されたことを明かしている。BMLG側からは、来年以降にこれらの楽曲を再録しない、今後二人について公の場で発言しないと約束すれば、楽曲使用を認めると言われたそうだ。
テイラーの発表を受け、BMLG側は、楽曲使用を禁じた事実はないとコメントしており、彼女の初期音源をめぐる紛争が泥沼化している。
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