2019/11/17
稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾、ウルフルズ、Little Glee Monsterらが、日本財団パラリンピックサポートセンターによって開催された【ParaFes 2019 ~UNLOCK YOURSELF~】に登場した。
【ParaFes】は、パラスポーツの普及啓発を通じ、インクルーシブ社会の実現を目指すライブエンターテインメントイベント。4回目を迎える今年のテーマは「応援」。2019年11月16日に武蔵野の森総合スポーツプラザにて開催され、過去最高となる6,400名の観客が集結し、スポーツと音楽の豪華コラボレーションを楽しんだ。
まず、海外でも活躍するYamatoのDJパフォーマンスで幕が開き、【リオ2016パラリンピック】閉会式に出演した大前光市らダイバーシティな構成のパフォーマーによる「応援」をテーマにしたオープニングアクトで会場とステージが一体となった。そして、パラサポスペシャルサポーターの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が登場。パラサポ会長・山脇康の挨拶から、国際パラリンピック委員会(IPC)会長アンドリュー・パーソンズがビデオメッセージで開会を宣言した。
続いて、【東京2020パラリンピック】で実施される22競技の中から、アーチェリー、5人制サッカー(ブラインドサッカー)、パワーリフティングをフィーチャーし、稲垣、草なぎ、香取がナビゲート。【東京2020パラリンピック】内定選手(※)らパラアスリートが、競技会場とは違うステージングの施された舞台でデモンストレーションを披露すると、会場は応援の大歓声と手拍子で熱気に満ちあふれた。
続いて、障がいのあるアーティストたちによる【UNLOCK LIVE】がスタート。全盲の中学生シンガーわたなべちひろ、全盲の中学生ドラマー酒井響希、【リオ2016パラリンピック】閉会式でパフォーマンスを披露した両腕のないブラジル人ピアニスト兼ギタリストのジョナタ・バストス(Johnatha Bastos)がコラボレーション。さらに、幅広い世代からの支持を集めている女性ボーカルグループLittle Glee Monsterも加わり「ECHO」を熱唱。ラストはパフォーマーも登場し、壮大な 「This Is Me」のパフォーマンスに会場は大きな感動に包まれた。
【SPECIAL LIVE】にはウルフルズが登場し、数々のヒット曲を歌い上げ、迫力のステージを披露。ラストの「ガッツだぜ!!」で は観客と一緒に盛り上がり、大歓声の中グランドフィナーレへ突入。アスリートとアーティストが稲垣、草なぎ、香取と一緒にパラスポーツ応援ソング「雨あがりのステップ」を披露した。香取が 「あと283日。あっという間かもしれませんが、今日感じたパラスポーツのすばらしさを周りにも伝えてもらって、【東京2020パラリンピック】に向けて皆さん一 緒に盛り上げましょう」 とコメントし、【ParaFes 2019】は大盛況のうちに幕を閉じた。
※草なぎ剛の「なぎ」は弓へんに前の旧字体、その下に刀が正式表記。
※内定選手について 現時点で各競技団体が東京パラリンピックに推薦する選手のこと。今後、日本パラリンピック委員会(JPC)の「東京2020パラリンピック競技大会日本代 表選手団編成方針及び選手選考・決定手順」に基づき最終的に決定される。
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