2019年11月18日付（集計期間：2019年11月4日～11月10日）のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”は、Official髭男dismの「Pretender」が5,462,042回再生で25連覇を達成した。

　今週は、11月3日より全シングル表題曲の配信をスタートした嵐がチャートを席巻。初のデジタルシングルとなる「Turning Up」と「Love so sweet」が、自身初となるトップ10入りを果たした。また嵐は、先行配信された5曲を含む全64曲のうち、29曲がトップ100にエントリー。1週間のチャートイン曲数が20曲を超えたのは、宇多田ヒカルの22曲（2017年12月25日付チャート）以来、史上2組目となる。しかも、これら29曲の総再生回数は3,200万回を超えており、同一アーティストによる週間総再生数の1位記録を更新した。

　さらに当週は、あいみょん「君はロックを聴かない」が128.2万回再生を記録し、総再生回数1億回を突破した。同曲は2017年8月にリリースされ、2018年8月6日付チャートよりトップ30をキープ。2018年11月12日付チャートからは毎週100万回を超える再生数を積み重ね、チャートイン91週目となる当週、ついに1億回の大台を越えた。1億回再生を超えた楽曲は、エド・シーラン「シェイプ・オブ・ユー」、DAOKO × 米津玄師「打上花火」、Official髭男dism「Pretender」、そして「マリーゴールド」に続く5作目となり、自身2作目の1億回再生突破となる。

　また、当週よりSpotifyのストリーミング数が合算となった。その影響なのか、Mr.Childrenの「HANABI」とMONGOL800の「小さな恋のうた」が、それぞれ4週ぶりにトップ100に返り咲いた。他にも、back number「クリスマスソング」や菅田将暉「さよならエレジー」など、ロングヒット曲が軒並み再生回数を伸ばしている。一方、今週リリース＆初登場の新曲は、31位のTHE BOYZ「TATTOO」一曲のみとなった。

　なお、Spotifyを含む複数のストリーミング・サービスが次年度以降に、無料と有料を分割してのデータ提供が可能となる見通しを踏まえ、当週より、Billboard JAPAN独自調査によりストリーミング全体数から無料と有料を按分、それぞれに異なる係数を乗じてポイント化することとした。当ニュースにおける再生数は無料と有料の合算としている。


◎【Streaming Songs】トップ10
1位「Pretender」Official髭男dism（5,462,042回再生）
2位「イエスタデイ」Official髭男dism（4,058,922回再生）
3位「宿命」Official髭男dism（3,823,388回再生）
4位「Turning Up」嵐（3,751,507回再生）
5位「白日」King Gnu（3,003,880回再生）
6位「ノーダウト」Official髭男dism（2,549,075回再生）
7位「マリーゴールド」あいみょん（2,548,727回再生）
8位「115万キロのフィルム」Official髭男dism（2,350,767回再生）
9位「Love so sweet」嵐（2,043,514回再生）
10位「まちがいさがし」菅田将暉（1,946,012回再生）

※（）内はストリーミング再生回数