2019/11/07
BTSの『LOVE YOURSELF 結 “Answer”』が、K-POPアーティストの作品として初めて米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”に丸一年間チャート入りしたアルバムとなった。
同アルバムは、最新アルバム・チャートで165位に再エントリーしたことにより、非連続で52週目のチャート・インを記録した。ニールセン・ミュージックによると、『LOVE YOURSELF 結 “Answer”』は今週で110万ユニットに到達したことにより、アメリカレコード協会からプラチナ認定される資格を得ている。
BTSは最新チャートに『Map of the Soul: Persona』も149位に入っており、こちらは非連続で25週目となっている。全米アルバム・チャートにまつわる記録といえば、BTSは2016年に『WINGS』が2週チャート入りしたことで、それまで8年かけて誰もなしえなかった、初めて1週以上ランクインしたK-POPアーティストとなった。
そこからBTSの快進撃が始まり、現在に至るまで自らの記録を更新し続けている。非連続で44週チャート入りした2017年リリースの『LOVE YOURSELF 承 “Her”』は『LOVE YOURSELF 結 “Answer”』に次いで2番目に多く、ジェイホープの『Hope World』が2週入るなど、メンバー個人でもチャート入りしている。
『LOVE YOURSELF 結 “Answer”』は、ストリーミング中心となった現代の音楽消費環境に特に適していると言える。26曲入りの同作は、新曲のほかに『LOVE YOURSELF 承 “Her”』と『LOVE YOURSELF 轉 “Tear”』の人気曲が収録されており、“LOVE YOURSELF”期のコンピレーションのような役割も果たしている。収録曲の「IDOL」は米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で11位を記録、「Euphoria」や「I’m Fine」が“Bubbling Under Hot 100”チャートに入るなど、各曲が幅広く注目されていることが伺えた。また、「Euphoria」はゼンデイヤ主演の同名HBOシリーズにフィーチャーされたことからも注目度が一気に高まった。
今年に入ってからは、ほかのK-POPアーティストも“Billboard 200”に複数週チャート入りしており、BLACKPINKやSuperMが最新作で1か月を記録している。前者の「Kill This Love」は24位が最高位で、K-POPスーパー・グループである後者のセルフ・タイトルEPは初登場1位を記録したあと、最新チャートで4週目を記録した。
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