2012/11/06 14:35
ノー・ダウトが11月2日に「ルッキング・ホット」のミュージック・ビデオをネットで公開したものの、ネイティブ・アメリカンの文化の扱いが不適切だとの批判を受け、直ちに削除。その翌日、グウェン・ステファニーとバンドはWEBサイトで公式謝罪文を掲載した。
同ビデオは既にYouTubeより削除されているが、芸能ニュースサイト“E! Online”が伝えるところによると、ハロウィン風ネイティブ・アメリカンのコスチュームを着たステファニーが、エイドリアン・ヤングとトム・ドュモント扮するカウボーイから逃げており、ある部族に扮したトニー・カナルが彼女を助ける内容のもので、原住民のテント小屋があるなど、いわゆる“ワイルド・ワイルド・ウエスト”の雰囲気だったという。
YouTubeのコメントで批判されると、ノー・ダウトはすぐにビデオを下げ、次の声明を発表した。
「我々は多民族から成るバンドのため、多様性と他文化に対する配慮の上に成り立っています。今回のビデオでネイティブ・アメリカンの方たちや彼らの文化、歴史について気分を害させたり、傷付けたりするつもりはありませんでした。しかし、ネイティブ・アメリカンの友人やカリフォルニア大学で研究する専門家に相談したところ、我々はやはり傷つけてしまったと理解しました。このことを大変重大なことと捉え、直ちにビデオを削除いたします。このバンドを結成するきっかけとなった音楽や私たちを取りまく友人、家族、ファンは、尊敬と団結すべて統括した上で成り立っています。ネイティブ・アメリカンの方々、またこのビデオで気分を害された方々には心からお詫び致します。誰かを傷つけるのは私たちの本意ではないのです」
なお、「ルッキング・ホット」のビデオを作り直すかどうかは現時点においては不明。同曲は1stシングル「セトル・ダウン」と共に、10年ぶりのアルバム『プッシュ・アンド・ショウヴ』に収録されており、アルバムは9月の発売と同時に米ビルボード200チャート初登場3位にランクインしていた。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像