2019/10/31
パンプキン・キングのジャック・スケリントンが、クリスマスを乗っ取る計画を実行する過程で自身の個性を発見する、というストーリーの名作アニメーション映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』について、ハロウィン映画なのか、はたまたクリスマス映画なのか、という議論が長年続いている。
1993年に公開されてから26年が経った今、映画の音楽を作曲したダニー・エルフマンが一つの答えを示している。エルフマンはティム・バートン監督とは『ビートルジュース』や『シザーハンズ』などでも一緒に仕事をしており、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』ではジャックの歌声も担当した。
エルフマンは、USAトゥディに対し「明らかにクリスマスの物語だけど、僕にとってはハロウィン映画だ。子どもの頃、ハロウィンは1年で一番好きな夜だったけれど、クリスマスは悩みが多い時期だった。大人になってからも、自分に子どもができるまでは、おそらく幼少時代から引きずっていたちょっとした暗い雲が付きまとうような時期だったんだ。子どもができてからは、クリスマスに対して、新たにもっと明るい見方ができるようになった」と明かしている。
エルフマンは、“もっと素晴らしい何かを求めていた者”という点で自身とジャックが似ていると感じているそうだ。「ジャック・スケリントンの窮状に親しみを感じていた。自分自身の狭い世界では王なのに、その世界から抜け出したい、別の何かが欲しいと願うことがどんな感じなのか僕も分かっていた。だからハロウィンというホリデーに親しみを感じていたし、ジャックと彼が体験していたことに親しみを感じていたんだ」と語っている。
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