2019/10/29 11:15
2019年11月2日付の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”でルイス・キャパルディの「Someone You Loved」が遂に1位を獲得した。
これをうけてルイスは、米ビルボードに対して「まるでアメリカのスウィートハート(恋人)になった気分だ」と話し、「アメリカ全土で最もスウィートな心を持った人物になったようだ」と語っている。そして「自分がレスラーで、(リングに)向かって歩いていくと、アメリカの国旗がなびいていて、“U.S.A!U.S.A!”って唱えている。そんな感じだよ、まるでレスラーのような」とユーモラスな例えで、自身初の快挙を喜んでいる。
コミカルで、ウィットに富んだキャラで知られるルイスは、全米1位を記録した直後に自身のTwitterを“アメリカ仕様”に変更している。ハンドル・ネームは“アメリカのスウィートハート”に変え、プロフィール写真やトップ画像も、アメリカの国旗にインスパイアされた衣装を纏ったものとなっている。さらには、アメリカの国旗のフェイス・ペイントをして、お茶目な表情を浮かべたり、シャンパンを開ける画像を数枚投稿している。
今年3月には、7週にわたり全英チャートを制するなど、ヨーロッパ各国で大ヒットとなっていた「Someone You Loved」は、ニールセン・ミュージックによると、11月2日の集計週に1億560万回のラジオ視聴インプレッション、2520万回のストリーミング数、そして24,000ダウンロードを獲得し、“Hot 100”で1位となった。
ルイスは、「このピアノ・バラードが、どうやってこれを成し遂げたのかは、僕にも見当がつかない」と話し、「ビッグになる曲を書いていたという認識は全くない。ただ曲を書いて、ありがたいことに多くの人が、それを気に入ってくれたというだけなんだ」と振り返っている。そして、まだ両親と一緒に暮らしているという、現在23歳の彼は「次の数か月は家賃が払えるね」と付け加えている。
スペイン・マドリード公演のステージに上がる直前に全米1位になったことを知った彼は、11月14日にフィンランド・ヘルシンキでヨーロッパ・ツアー最終公演を終えたら「家に帰って、盛大に飲んでやる!泥酔するまで」と明かしている。「きっとトイレでめちゃめちゃ気持ち悪くなって、翌朝お腹が痛くなるだろうし、すごく悲しくなって、“なんで酒なんか飲んだんだろう”って思うだろうけど」と予想しているが、「でも、その翌日にはまだ元気になってるだろうし。それが僕の計画だ、きっとラブリーだよ」と話している。
ヨーロッパ・ツアー後にはUKツアーを控えているルイスは、12月11日からUSツアーを行う予定となっている。
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