2019/10/30
2019年11月1日より全国公開する映画『ブラック校則』で、初の映画単独主演を務めた佐藤勝利が10月30日に23歳の誕生日を迎え、これを記念して、佐藤の新場面写真が初解禁された。
『ブラック校則』は、ブラックな校則に縛られ不登校気味になっていたある女子生徒を救うため、そして本当の自由を手に入れるために、ブラックな校則と戦う男子高校生たちの笑って泣ける青春ストーリーだ。ブラックな校則に立ち向かう主人公・創楽(そら)をSexy Zoneの佐藤勝利、創楽の親友・中弥(ちゅうや)を本作が映画初出演のKing & Princeの高橋海人が演じ、ヒロインの希央(まお)役にモトーラ世理奈、田中樹(SixTONES/ジャニーズJr.)、箭内夢菜、堀田真由ら、旬の人気若手俳優が集結した。
佐藤は過去に、事故で亡くなった父親の魂が入った高校生役を演じたドラマ『49』と、青春小説の実写化で橋本環奈とW主演を務めた映画『ハルチカ』(2017)などで主演を務めてきた。『49』では、あどけなさを残しながらも、「父親の魂を持った高校生」という複雑な役を演じ、『ハルチカ』ではナイーブな性格で少し弱気で頼りないが、所属する吹奏楽部の顧問に密かに想いを寄せる高校生を熱演した。そのほかにも、窃盗事件の容疑をかけられ心を閉ざしてしまった青年役(ドラマ『99.9 -刑事専門弁護士-』)や、懸命に上司とのバトルを繰り広げる新入社員役(ドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』)などを演じ、Sexy Zoneとしてみせる“アイドル・佐藤勝利”とは違った別の顔を見せ、ステップアップを続けてきた。
そんな佐藤の2年振りの主演、かつ初の映画単独主演となった映画『ブラック校則』は、映画だけでなく、ドラマ、Huluも並行して放送・配信される大プロジェクトだ。撮影は約2か月で3メディアすべての撮影を敢行。クランクインで佐藤は「久しぶりの学園ものでお芝居が楽しみ」と語っていたが、実際の撮影での様子を本作の河野英裕プロデューサーは、「(佐藤が演じる)創楽は内向的で自分に自信がなくて、枠からはみ出すことができないキャラクター。クライマックスのシーンまでキャラクターに忠実に『じっと我慢する芝居』をしてね、と伝えていた。反対に(高橋が演じる)中弥は、自由なキャラクターなので、自由にやってと伝えていたこともあったため、彼(高橋)がアドリブをやってきても(佐藤は)じっと我慢する芝居をしなければならなかった。佐藤に『大変でしょ?』と聞くと、やっぱり『大変です……』と返ってくるぐらい大変だったと思う」と語る。
確実に演技の幅を広げてきている佐藤。本作のクライマックスシーンでは、決意を固めた力強い眼差しとともにじっと我慢していた想いを一気に溢れさせる場面があり、その思い切りのよさと、感情の爆発するさまに、公開前に行われたマスコミ向け試写会では絶賛の声が相次いだ。佐藤自身が持つ実直・真面目さと、創楽のキャラクターがぴったりと合い、「座長」として後輩である高橋ら共演者を引っ張りながら奮闘し、絶賛の声を得た演技はまさに、「俳優・佐藤勝利」としての顔を確立させたといえる。
先日行われた完成披露試写会にて佐藤は、「(初単独主演の作品が)『ブラック校則』でよかったなと思う」と語り、ブラック校則に立ち向かう創楽と中弥を中心に映し出されるストーリーながらも「学校のことだけじゃなく、社会の理不尽なことも描かれているので、高校生だけじゃなく大人も楽しめる作品になっている。余白がある映画だと思うので、じっくりと感じ取って色々な想像をしながら観てほしい」と、作品への強い想いを語った。Sexy Zoneとして、そして役者として、常に進歩を続ける佐藤。23歳になった彼の新たな表情やこれからの活躍に目が離せない。
映画公開に先駆けて、ドラマとHuluが展開中の本作では、SNSを中心にセリフの裏に隠された謎や今後の展開に対する関心が日に日に高まっている。これに応えて、無料配信サービス「TVer」と「日テレTADA」では、ドラマ『ブラック校則』第1話~第3話を特別に配信(11月4日まで)。Huluで独占配信中のオリジナルストーリーと合わせてチェックしよう。
※高橋海人の「高」ははしごだか
◎公開情報
映画『ブラック校則』
2019年11月1日(金) より、全国ロードショー
監督:菅原伸太郎
出演:佐藤勝利(Sexy Zone)、高橋海人(King & Prince)、モトーラ世理奈、田中樹(SixTONES/ジャニーズJr.)、箭内夢菜、堀田真由、葵揚、水沢林太郎ほか
配給:松竹
(C)2019日本テレビ/ジェイ・ストーム
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