2019/10/21
2.5次元舞台などを中心に活躍する俳優の赤澤遼太郎、前川優希、佐藤信長、坂垣怜次、堀田怜央、桜庭大翔、健人の7名で結成された新感覚アーティストグループ、TFG(ティーエフジー)が10月20日、Veats SHIBUYAにて【3rd Fan Meeting 「TFG お願い!Autumn Party」】を開催した。
TFGとは、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚の五感全てを刺激する、業界初の“感覚”がコンセプトとなるグループ。グループ名は“Touchable FraGrance”=“触れることのできる香り”を由来としており、2019年4月に結成。渋谷WWWXで開催された5月の【1st Fan Meeting「TFGおひろめFan Party」】、7月の【2nd Fan Meeting「おまちどうさま!Debut Party」】は共に一般発売後わずか1分で完売。今回の2公演も即完したことに加え、第2部のみドコモの「新体感ライブ」で生配信され、全国のファンが彼らのパフォーマンスを見守った。
ライブはデビューシングルのカップリング曲でブギーファンク調のパーティーソング「With You」で幕開け。スツールを生かした、クールでスマートなダンスでロマンチックに酔わせ、最後に一輪のバラをフロアに向かって投げ込むと、オーディエンスからは歓声が上がった。
続く、デビューシングル「My dear Summer」を軽やかに歌い上げると、観客とのコール&レスポンスが沸き起こり、「今日は僕たちと最高の思い出を作りましょう!」と呼びかけていた健人は、「みんな、大好き!」と感謝の気持ちを伝えると、赤澤が「みなさん、お待ちどうさま!」と声をあげて挨拶した。
定番の自己紹介を経て、前川が「新たなことに挑戦したいと思います!」と宣言し、カバーメドレーコーナーに突入。7人のメンバー全員で歌唱した氣志團「One Night Carnival」では、堀田の指導で観客も一緒に踊って盛り上がり、佐藤と堀田のペアはNissy「トリコ」をパフォーマンス。二人でハートを作り、おでこを寄せ合い、肩を組むなどして、仲の良さを見せつけると、フロアからは悲鳴にも似た歓声が上がった。
佐藤はそのままステージに残り、桜庭を迎えて、二人でSPYAIRの「アイム・ア・ビリーバー」を熱唱。桜庭は自身が出演したミュージカル「ハイキュー!!」のスパイクを披露したあと、サングラスを装着。Creepy Nuts「助演男優賞」ではバックダンサーとして健人と坂垣を従えて、スムーズなラップを聞かせ、前川は「あなたのために歌うあなたのための歌です」と語りかけ、自身で選曲したというSUPER BEAVER「らしさ」をエモーショナルに歌い上げた。
さらに、「この日のために1か月かけて特訓してきました」という堀田によるアコースティックギターの演奏で、赤澤がRADWIMPS「なんでもないや」を真っ直ぐに伸びやかに歌い、同じくピアノに初挑戦という坂垣は「100パーセント、健人くんを感じながら演奏したい」と意気込み、スキマスイッチ「奏」を生演奏し、健人は確かな歌唱力で観客の心を惹きつけた。
そして、再びメンバー全員でMONGOL800「小さな恋のうた」を全力で観客に届け、バラエティに富んだカバーでパーティーを盛り上げた。
ライブ中盤では本公演のリハーサル風景を収めたドキュメント映像に続き、12月11日にリリースされる2ndシングル「神さま お願い」を初披露。この日が初お披露目となった、白を基調とした新衣装に歓声があがるなか、前川は「恋が舞い降りたウィンターチューン。とっても素敵なラブソングになっているので心して聞いてください」と語り、両手を重ねる“お願い”ポーズが印象的なダンスと切ない歌声で満員の観客の五感を刺激した。
トークコーナーは、事務所の先輩で「8人目のTFG。担当カラーとフレグランスは、無色無臭です」と自称する永松文太がMCとして進行。「ファンの名称を決めちゃおうと」と題した第1部では、事前にメンバーが考えたファンの名称の中から、公式ホームページなどを通した投票の結果をランキング形式で発表。3位に坂垣の「smeller」、2位にリリースイベントでも押してきた佐藤の「たっちゃん」がランクインするなか、健人が「香水を意味するPARFUMの“FUM”を“FAN”にした」という「PARFAN(パルファン)」が堂々の1位を獲得し、ファンの名称は、“赤パル”や“青パル”などの応用もきく「PARFAN」に決定した。
第2部の「公式マスコットキャラを決めちゃおう」では、メンバーの直筆のイラストに悲鳴や笑い声が上がる中、「まさか1位を取れるとは思ってなかったので、放心状態です」と絶句した堀田がデザインした「フレグマ」に決定。一方、下位の3人は罰ゲームとして、TFG恒例の「ムチャブリ3分間劇場!」に挑戦。まず、客席から3つのキーワードを挙げてもらい、くじ引きボックスから引いたシーン設定に沿った即興のドラマを行なった。
一部では「神様」「カイロス」「ハロウィン」という3つのキーワードに「ペットショップ」という設定で赤澤、前川、桜庭の3人がエチュードに挑戦。前川がポケモンのキャラクターである「カイロス」役を見事に演じ切って罰ゲームをクリア。2連続となった赤澤に、坂垣坂と健人の3人がチャレンジ。「たまごんたろう。」「女子会」「プロポーズ」というキーワードで、「コンビニ」を設定にしたエチュードを実施。坂垣が、赤澤がデザインして6位となったキャラの名前である「たまごんたろう。」になりきり、まさかの胸キュンの展開にフロアからは大きな拍手が沸き起こった。
その後、TFGはニューシングルのカップリングに収録される新曲「Dance with Me」と「Let’s Stay Home!」を惜しげもなく披露。ラテンのフレーバーを感じる官能的なダンスとウィスパーヴォイスを含む多彩なリズムと歌声でファンを魅了した。
ここで、赤澤がライブを振り返り、「みんなで1つになって楽しめるライブは本当に素敵だなと思いました」とコメント。前川は「自分“らしさ”は他人が決めることではない。自分で選んだ道は全部その人らしさだと思います。間違いなんてないし、自分を嫌いになることもない。これから選んでいくものも、これまで選んできたものも大事にして、素敵な毎日を過ごして欲しい」と熱いメッセージを投げかけ、佐藤は「今回は不安や緊張もあったんですけど、この景色を見ると安心してパフォーマンスできました。幸せな時間でした。ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝え、まだ未公開の「神さま お願い」ミュージックビデオのメイキング映像を流したあと、最後は再び、「My dear Summer」を歌唱。メンバーが提案した簡単なフリを真似するダンスやウェーブで盛り上がり、赤澤が「楽しかった!絶対にまた会いましょう!」と笑顔で手を振りながらステージを後にした。
TFGは12月11日に2ndシングル「神さま お願い」をリリース。10月23日からは名古屋、大阪、福岡、仙台をめぐる全国リリースイベントを開催。リリース日当日には渋谷duoにてリリースパーティーを開催する。
◎セットリスト
1.With You
2.My dear Summer
~カバーメドレー~
3.神さまお願い
4.Dance with Me
5.Let’s Stay Home!
EN.My dear Summer
ライブ写真:青木早霞(PROGRESS-M)
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