2019/10/08 15:00
2019年10月12日付の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で、BTSのJ-Hopeによる最新ソロ曲「Chicken Noodle Soup feat.ベッキー・G」が81位に初登場した。ソロ曲で、BTSのメンバーが“Hot 100”入りをするのは今回が初となる。
全米でのストリーミング、ラジオ・エアプレイ、セールスを合算した“Hot 100”は、オール・ジャンルの総合チャートだ。
ニールセン・ミュージックによると、「Chicken Noodle Soup feat.ベッキー・G」は、週間ストリーミング数970万回を記録し、初週に11,000ダウンロードを売り上げた。J-Hopeは、“Hot 100”にランクインした6組目のK-POPアーティストで、ソロとしては3組目となっている。
なお、以前メンバーのRMが、19週にわたり“Hot 100”首位を記録したリル・ナズ・Xの「Old Town Road」のリミックス「Seoul Town Road」に参加していたが、リミックス・バージョンが週間ユニット数の大部分を占めていなかったため、“Hot 100”のアーティスト・ビリングには含まれていない。
英語、韓国語、スペイン語の3か国語で歌われている「Chicken Noodle Soup feat.ベッキー・G」は、米ビルボード・ワールド・デジタル・ソング・セールス・チャート“World Digital Song Sales”で初登場1位を記録し、J-Hopeにとって2作目の首位となった。ソロ楽曲で同チャートを制したBTSメンバーはJ-Hopeのみで、ベッキー・Gにとっては初の首位となった。
「Chicken Noodle Soup feat.ベッキー・G」は、約1か月間の長期休暇を取っていたBTSから新たなコンテンツを待ち望んでいたファンのA.R.M.Y.によって大きな注目を浴びた他、グループが開設したばかりのTikTokアカウントに投稿された、J-Hopeが曲に合わせて踊る“#CNSChallenge”も話題となった。このダンス・チャレンジ動画には、Vやジョングク、そしてレーベル・メイトのTOMORROW X TOGETHERも参戦している。
だが、そういった話題性よりも、ワールドワイドな魅了を持っていることが、今回楽曲が好記録を叩き出した主な要因のようだ。韓国人ラッパーとラテン・シンガーによる同曲は、ハーレムにリスペクトを込めた2006年リリースの同名のヒップ・ソングをサンプリングしている。ミュージック・ビデオも大勢の多国籍ダンサーたちによって彩られており、合計すると50以上の国が代表されているそうだ。
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