2019/09/28
9月28日はマイルス・デイヴィスの命日。今から28年前、1991年9月28日に65歳でこの世を去ったマイルス。死から四半世紀以上が過ぎた現在もなお、ジャズ界のみならずロックやヒップホップ、さらには映画界まで、あらゆるシーンに影響を与え続けている。
今月6日にはマイルスが35年前に制作した幻のアルバム『ラバーバンド』が新作として発表されたことも話題に。同作はマイルスが30年にわたって所属していたコロンビア・レコードからワーナー・レコーズへと移籍した1985年にレコーディングが行なわれたもので、当初は移籍第一弾作品としてリリース予定だったが、その後、マイルスは新たな作品をレコーディング。結果、そこで完成した名盤『TuTu』にその座を奪われ、お蔵入り作品となっていた。
今回、オリジナル・セッション時のプロデューサーでもあったランディ・ホールとゼイン・ジャイルズに加え、85年から86年にドラマーとして実際にレコーディングに参加していたマイルスの甥、ヴィンス・ウィルバーン・ジュニアが『ラバーバンド』を完成させ、30年以上の時を超え、ついに新作としてリリースされることとなった。
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