2019/09/26
レディー・ガガは、先日表紙を飾った米美容雑誌Allureの特集記事で、自身が立ち上げたメイクアップ・ブランドHaus Laboratoriesは全ての人が対象であると語っていた。2019年9月25日に同誌が公開した動画で彼女は、一人の男性ファンへのサプライズを通じてその言葉に偽りがないことを証明している(https://youtu.be/Q8NFnoAv1mk)。
美容学校で勉強している19歳のブランドン・ガラズは、ガガの専属メイク・アーティストであるサラ・タノーからレッスンを受けながら、Haus Laboratoriesの商品を一足早く体験できるという名目でスタジオに来ていた。ガガの大ファンだという彼は、彼女から勇気をもらったことへの感謝の言葉が綴られた手紙を持参しており、サラに促されるまま読み上げていると、カーテンの奥からガガ本人が登場、というドッキリが展開する。
感激したブランドンはガガとハグを交わし、泣きそうになりながらも「読んで聞かせてもいいですか?」と気丈に彼女に手紙の続きを読み続ける。自身がゲイであることを自覚し、家族にカミングアウトできたのは彼女の「ボーン・ディス・ウェイ」のおかげだったと彼は告白しており、「自分らしくいるしかないと、あの曲は僕に気付かせてくれました。母と姉(妹)にカミングアウトしたら、彼女たちはすぐに僕のことを受け入れてくれました」と綴っている。残念ながら父親の理解は得られず、関係に亀裂が入ってしまったそうだが、「でも僕は力と、自分を受け入れてもいいんだということをあなたの言葉から見出しました:“Don't hide yourself in regret (後悔に隠れてはダメ)/ Just love yourself and you're set (自分を愛しさえすればそれで準備完了)”」と彼はガガに伝えている。
彼の言葉を聞いたガガは、「私たち(一人一人)を美しくするものって、外見じゃないよね?それまでの経験や、どうやって生き抜いてきたかが大事。あなたが家族にカミングアウトしたことは誰にでもできることじゃないよ。偉かったね」などと声をかけ、サラに代わってしばらくブランドンにメイクを施した。
その後サラにバトンタッチし、ガガは一旦奥へ戻ったものの、「マイクが付いてないから聞こえてないんだけど」などと言いながら再び登場し、ブランドンにあらためて手紙の礼を述べた。彼女は涙ぐみながら、「あなたが書いてくれたその手紙、それのために私は仕事をしているんだよ。それをシェアしてくれてありがとう。自分の弱みを見せているし、とても正直だし、とてもリアルだった。あなたがしたことは簡単なことじゃない。今あなたは多くの人の人生を変えたんだよ。これを見たら、怖さが和らぐから」と彼に伝えた。
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