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2019/09/13

橘ケンチと白糸酒造がコラボ、日本酒「橘六五」限定販売

 橘ケンチ(EXILE、EXILE THE SECOND)と白糸酒造コラボレーションが決定。日本酒「橘六五」が販売される。

 日本酒をライフワークとしながら様々な活動を通して日本文化への造詣を深めてきた橘ケンチ。2020年に控えるイベント【LDH PERFECT YEAR 2020】を前に、現在も精力的に各地の酒蔵へと足を運んでいる。

 白糸酒造は、「酒造好適米の王様」と言われる山田錦有数の産地として名高い福岡県糸島地区にある、1855年創業の酒蔵。現在の代表銘柄のひとつである田中六五は地元産の山田錦を65%に精米して造った酒こそを表現の特性としている。その他にも全国的にも珍しい木製の槽に石を重しとして使用する、ハネ木搾りという上槽法を採用していることでも知られている。

 今回のコラボのベースとなったのも、まさに8代目蔵元となる田中克典の立ち上げたブランドである田中六五。今年2月の麹造りに始まり、3月には古式の上槽法・ハネ木搾りも体験。橘ケンチは「伝統とモダンが絶妙なバランスで混ざり合っている白糸酒造。糸島という場所を誇りに思う気持ちはこんなにも美味しいお酒を生み出すのか」と気づきを得ながら、蔵人と造りや蔵開きをともにした後、この秋、パッケージに橘ケンチが日本文化に従事していくことを表す「橘」の名称を改めて冠した「橘六五」を完成させた。

 同商品は福岡の住吉酒販庄島とも協議を重ねた上で、三酒の神器を裏テーマに荒走り(First)&中汲み(Second)&責め(Third)の3本1組、限定800セットでリリース。橘ケンチ監修のLDH kitchen IZAKAYA AOBADAIにて10月1日から行なう4日間の先行提供の後、住吉酒販本店及び各支店にて10月5日から特別ボックス仕様で販売予定となっている。

 10月5日、6日には白糸酒造及び住吉酒販の地元・福岡にフォーカスした、橘ケンチ、田中、庄島による六本松 蔦屋書店でのトークイベントや、蔵元と酒と料理を楽しむ橘六五の会といった催しも予定されている。

◎橘ケンチ(EXILE、EXILE THE SECOND) コメント
秋田の新政酒造さんとの亜麻猫橘、京都の松本酒造さんとの守破離橘という2つのコラボを経て、次にご一緒させていただきたい蔵元さんを考えた時、以前から懇意にしてくださっている白糸酒造の田中さんがすぐに頭に浮かびました。加えて、自分自身が日本文化に従事していくことを表す〈橘〉の名を育てていく意味でも、福岡の田中さんとともに九州エリアへ想いを伝えたかったというのもあります。その白糸酒造さんは、昔からの伝統的な技法・ハネ木搾りを続けている由緒ある蔵でありながら、若い蔵人さんがモダンな現代蔵でいいペースで仕事をされているのも印象的でした。また、代表銘柄のひとつである田中六五では普段上槽した後の搾りで出る荒走り、中取り、責めを1本のお酒にして出すそうなんですが、今回〈橘六五〉は荒走り=First、中汲み=Second、責め=Thirdとそれぞれをボトル詰めして3本1組にさせていただきました。ぜひ3種を飲み比べていただいて、「搾って出てくる順番でこんなにも違うんだ」と味わいの差を体感してみて欲しいです。そして、このお酒が生まれた糸島を想像しながら福岡でのイベントを楽しみにしていただきつつ、〈橘六五〉がみなさんの新たな日本酒ライフのお供になれたらいいなと思っています。

◎田中克典(白糸酒造)コメント
当蔵で主要な造りの工程すべてに関わっていただくのは初めてのことだっただけに、どのように作業を行っていただくかをとても考えました。というのも、弊社は他の酒蔵さんよりも少しだけ手作業が多いので、慣れるまでは難しかったと思います。ただ、実際の仕事ぶりや周囲への配慮もすばらしく、お互い気持ちよく造りをできたと思います。今回3本セットの日本酒として完成した〈橘六五〉は、3種類すべて味は異なりますが、糸島の水の個性に裏打ちされた弊社の特徴がよく出ていると思います。全体的に味幅のある六五らしさを兼ね備えつつ、橘ケンチのエッセンスが加わったバランスのいい酒になっています。同じタンクのお酒を箇所ごとにわけて瓶詰めした上3本で販売するという、業界でもあまりない試みだと思います。ぜひ3本それぞれの違いと日本酒の奥深さを併せて体感してもらえたら幸いです。蔵としては、今後も福岡の定番酒という目標を引き続き求めながら、白糸酒造なりの表現で進んでいきたいと考えています。そして、日本の伝統文化であり日本人の誇りでもある日本酒の美味しさやすばらしさを、日本酒を愛するケンチさんの発信力によって多くの方たちに伝えていっていただききたいです。

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