2019/09/06
2019年7月に逮捕されてから独居房に収容されていたR&BシンガーのR.ケリーが、9月3日に一般の収容者と同じ雑居房に移された。
スペシャル・ハウジング・ユニット(SHU)と呼ばれる独居房では、ほかの収容者に許可されている恩恵、たとえばテレビ視聴、売店でのスナック菓子購入、屋外での運動、毎日のシャワーなどの行為が禁じられており、ケリーの弁護団は数日前に“無慈悲で異常なむごい扱い”だと抗議していた。
だが、検察側が米シカゴ地裁に提出した書類には、独居房収容はケリーの要請によるもので、“スニッカーズのような菓子も”売店で購入することができたと記載されている。検察によると、ケリーは有名人であることや、未成年への性的暴行の嫌疑がかけられていることから、ほかの収容者から暴行を受けることを恐れていた。
ケリーの弁護士であるスティーヴ・グリーンバーグは、クライアントがSHUに収容されていたことで裁判に向けた準備の妨げにもなっていたと話し、移されたことを喜んでいるとしながらも、「そもそもそこに収容されるべきではなかった。注目を集める人物を逮捕するなら、過酷ではない方法で拘留すべきだ」とコメントしている。
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