2019/08/20
ジェイ・Zが、NFLのエンターテインメント関連事業と社会的公正キャンペーンのコンサルタントとして提携すると先週報じられたが、リーグの構造改革につながるのではとカーディ・Bも期待を寄せているようだ。
TMZが2019年8月17日、米ニューヨークのブライアント・パーク・ホテルで彼女を直撃した。ジェイ・ZとNFLのパートナーシップについて聞かれた彼女は、「彼なら変化をもたらすことができると思うよ」と返答し、「彼は合意がなければNFLと契約なんて結ばないと思うんだよね。彼はあの場に出向いて、“じゃあ、俺に協力してほしいんだったら、俺の同胞(有色人種)をここに入れる必要があるな。俺のやり方でやるしかないぞ”って言ったと思うんだ。彼だったら(NFLを)変えられると思う」と自身の見解を述べた。
彼女はまた、「ジェイ・Zだったらコリン・キャパニックを戻してあげられるんじゃないかな。そう思うんだ。彼はそのくらいの力を持ってると思う。ジェイ・Zならできると思うよ」とコメントしている。
サンフランシスコ・フォーティーナイナーズのクォーターバックだったコリン・キャパニックは、2016年に米国における黒人差別と警察の蛮行に抗議するため国歌斉唱の際に膝をつき始め、その翌年からリーグでプレイできていない。
NFLとの提携を発表する記者会見でジェイ・Zは、「社会的不公正に関心を向けるためにコリンが行動したことを私たちは忘れがちだ。そういう意味でこれは成功だ。抗議行動には2つの要素がある。外に出て抗議すること、そして会社に“言いたいことはわかった。これからどうすればいい?”と言わせることだ」と述べている。
ジェイ・Zのロック・ネイションが参加するNFLの<インスパイア・チェンジ>は、教育や経済面の成長を見据え、警察と地域との関係を改善し、刑事司法の改革を図る社会的公正キャンペーンだ。
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