2019/08/17
今週の洋楽まとめニュースは、BTSの話題から。BTSが、デビュー以来初となる公式長期休暇に入ると所属事務所のBigHitエンターテインメントが発表した。2019年8月11日にTwitterに投稿された声明によると、同日に韓国で開催された【ロッテ免税店ファミリー・コンサート】への出演を最後に、BTSは“公式に長期的な休息とくつろぎの期間”に入ると発表されている。後日、BTSの代理人がAP通信に対し、彼らの休暇は“取って当然の休息”であり、さほど長期的なものにはならない予定だと明確にした。活動再開の時期は発表されなかったが、公式サイトには10月のサウジアラビア・リヤドとソウルでのライブ・スケジュールが記載されている。
BTS、デビュー以来初の長期休暇へ
BTS、休暇は“短期間”と代理人がコメント
スウェーデンの裁判所で8月14日、米ラッパーのエイサップ・ロッキーが暴行の軽犯罪で有罪となったが、禁固刑は免れた。判決が言い渡された数時間後にSNSを更新した彼は、失望しているものの、前向きに生きるとファンに伝えた。彼は全て大文字で、「今日の判決には当然失望している。ファンや友人、そしてこのつらい時に俺に愛情を示してくれた全ての人に再度ありがとうと言いたい。俺は前進し続ける。俺のチーム、マネージメント、弁護士、レーベル、そして正義を主張してくれた全ての人に感謝」と綴った。ロッキーと関係者2名に対し、被害を受けたとされる19歳の少年の裁判費用と損害賠償として22,300ドル(約236万円)の支払いが命じられた。
エイサップ・ロッキー、スウェーデンでの有罪判決を受けSNSでメッセージ「当然失望している」
近年人種差別問題に揺れるNFLが、ジェイ・Zと手を組み改善への道を模索するようだ。ジェイ・Zとロック・ネイションがNFLの“ライブ・ミュージック・エンターテインメント・ストラテジスト”として提携すると、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が伝えている。ジェイ・Zは今後、有名な【NFLスーパーボウル】ハーフタイム・ショーをはじめ、リーグのエンタメ関連イベントのコンサルタントとして助言するほか、NFLの社会的公正キャンペーンの一環としてロック・ネイションが<インスパイア・チェンジ>イニシアチブに貢献する。
さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、リル・ナズ・Xの「オールド・タウン・ロード feat.ビリー・レイ・サイラス」が、歴代最長19週目のNo.1に輝いた。徐々に勢いは落ちてきているものの、ほぼ独走状態でトップを維持している。R&B/ヒップホップ・チャートでは、ドレイクの「ワン・ダンスfeat.ウィズキッド&カイラ」(2016年)がもつ18週を打ち破り、歴代トップに浮上。ラップ・チャートでも、18週を超える記録更新となった。そして、今週の8位に初登場したのは、アリアナ・グランデとソーシャル・ハウスによるコラボ・ソング「ボーイフレンド」。8月2日にリリースされた同曲は、デジタル・ソング・セールス・チャートで2位に、 ストリーミング・チャートで7位に入っている。
【米ビルボード・ソング・チャート】リル・ナズ・Xが首位独走、アリアナ&ソーシャル・ハウス新曲8位デビュー
米ビルボード・アルバム・チャートでは、ドレイクの新作『ケア・パッケージ』が初登場1位を記録した。本作は、昨年大ヒットを記録した5thアルバム『スコーピオン』に続くオリジナル・アルバムではなく、これまでストリーミング・サービスに提供していなかった未発表17曲を集めたコンピレーション・アルバム。ドレイクの全米アルバム・チャート首位獲得は通算9作目で、2010年代では最も多い記録である。本作の初動ユニットは109,000で、そのうちアルバムの売上が16,000枚、ストリーミングによるユニット数はおよそ90,000だった。本作はダウンロードでのみ購入できるため、昨今主流となりつつあるグッズ販売やライブ・チケットとの連動もなく、ダウンロードだけで16,000枚を記録したのは、むしろ快挙といえるだろう。
【米ビルボード・アルバム・チャート】ドレイクが自身9作目の首位獲得、トゥール過去作TOP10返り咲き
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